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ビデオ『コカイン・ベア』
2023年エリザベス・バンクス監督作品。
知らない俳優ばかりだが、なぜかレイ・リオッタ出演。
コカインの運び屋が誤って山中にコカインをばら撒いてしまう。
それを摂取したクマが大暴れする、
アニマルパニックおばかコメディ。
しかし、実話を基にした作品だという…
まあ、実話とかどうでもいい。
とにかく、今の日本の全国民に見て欲しい問題作。
何と言っても、
今や日本中がクマによるパニックに陥っている。
クマなんか、山の中に入らなきゃいいだろう、
もし遭遇すれば死んだフリするだけさ。
なんて、呑気なことを言ってられないのである。
今やクマは住宅地に出没。
クマが出たら外に出られないどころか、
玄関から入ってくると言う。
そこで頼りになるのは、
クマを仕留めるハンターたち。
しかし、クマは増えているのにハンターは絶滅寸前。
命がけでクマに対峙しても報酬はスズメの涙。
そもそも、日本の行き過ぎた動物愛護や平和主義に問題があったのだ。
やはり人間を脅かす動物は駆除しなければならない。
散々動物を食べてきて何を今更である。
そして、厳しい銃規制。
銃を犯罪に使うのはもってのほかだが、
襲い来る猛獣に素手で立ち向かうわけにはいかない。
こうなると、一家に一台銃は必要だろう。
・・・とまあ、思わず普段考えないことまで口走ってしまった。
日本中がクマを甘やかしたせいである。
この映画はクマを甘やかしたわけではないが、
ナントカに刃物状態を描いた恐怖映画。
だけど、コメディ(笑)
それにしても、映画の出来が…
コメディタッチの恐怖映画なのに、
面白くもなければ怖くもない。
一方で、結構グロい。
そんな要素が、足を引っ張りあっている。
一番好きなのが、女性保安官が建物に入ってきたクマを銃で撃つシーン。
しかし、弾丸は誤って人間の頭に直撃する。
うーん、やはり銃規制は必要だなあ。