雑誌『pen 6月号 いまここにある、SFが描いた未来』

 

 

表紙に書いてある、

いつか見たSF映画の世界は、

もう現実になりはじめている」。

まさにそんな特集の一冊。

 

大きく取り上げられているのも表紙にあるように、以下の6項目。

 

Apple Vision Pro

 

『マイノリティ・レポート』のような空中に浮かぶインターフェイス操作が可能な、

アップルのコンピュータで既に米国で発売。

表紙はそのデバイスを装着したクリエーターである。

 

空飛ぶクルマ

 

ここで紹介された機種は中国の電気自動車企業のものが多いのが悔しいが、

新規参入する日本企業の機種も。

頑張って欲しい。

 

生成AI

アルテミス計画

遺伝子操作

 

その辺は省略。

 

フードテック

 

これはネタ的には小さいが、

初めて知った興味深い項目

古典的SF映画『禁断の惑星』でも登場した、

何もないところから食物や医療を作り出すロボット。

子供じみた夢物語であるが、

それを実現する

ピクセル・フード・プリンターという技術が開発中。

いわゆる食品のCDプリンターで、

食に関する情報をピクセル化することで、

食のデータを忠実に再現するという。

 

これが3Dプリント寿司で、

もちろん食べられるという。

決して、ネタとシャリを投入して作る、

自動握り寿司機ではありませんぞ。