ビデオ鑑賞ではついつい途中でやめてしまうことも少なくはないのだが、

意外と最近は最後まで観ることが続いていた。

しかし、この2作品はどうしようもなく早々と退散

そんな作品を取り上げるのも何ですが、

自分への備忘録として

 

 

『約束のネバーランド』

2020年平川雄一郎監督作品。浜辺美波、北川景子出演。

原作は最後までじゃないけど読んでいて結構お気に入りだった。

しかも、今の日本を代表する美人女優2人の出演

普通なら期待するところだ。

 

しかし、(北川はさておき)原作の重要な要素である主要キャラクターたちの年齢を無視した、

コマーシャリズム優先のキャスティング

いくら美波ちゃん好きでも拒否反応が。

そんなわけで劇場鑑賞をスルーしたのだが、

無料でビデオ鑑賞できるなら観ても良いだろうと鑑賞。

しかし…

 

ひどい!

いやー、これ。

キャスティング以前に、実写化するのは無謀だし、

日本人がコスプレしてるだけの気持ち悪いビジュアルについていけなかった。

マジで、瞬間玉砕。

 

 

 

 

 

こちらは、まだマシだったが…

 

『82年生まれ、キム・ジヨン』

2019年キム・ドヨン監督作品。

1児の母である平凡なヒロインのストレスを描いた作品。

韓国のみならず、日本でも「あるある」的な共感を得そうな内容

雰囲気的にはシリアスではないが、

内容は十分にシリアス。

そんな作品でもありがちな(特に韓国映画)コメディタッチの演出もほぼ皆無。

 

 

男として辛辣な部分もあるのだが、

やめた理由はそこじゃない。

 

とにかく、次々と登場する出演者たち

主人公夫婦の、それぞれの両親やら兄弟やら、

それらの子供達やら。

しかも、主人公の子供時代のシーンまで挿入され、

キャラクターの整理だけギブアップ!

 

主人公は3人きょうだい(男1)のようだったが、

母親が祖母から「男の子は2人はいないとね」とプレッシャーかけられたシーンがあった。

今や出生率0.72の韓国で何を言わんや、である。

 

問題はそこじゃないんだけど、

人物の登場には気を使ってもらいたいののである。