KNOWER FOREVER
KNOWER
昨年12月リリースされたKNOWERのニューアルバムが素晴らしい!
KNOWERは最先端をいくLAなジャズ界を牽引する超人ドラマーもルイス・コールが、
個性派女性ボーカリストのジェネヴィーヴ・アルターディと組んだ2人組ユニット。
ルイス・コールのリーダーあるいは参加したアルバムは、
このブログでも紹介したことはあった。
ただこのKNOWERを聴くのは初めてだった。
ヴォーカリストとのデュオと言うことで、
基本的には歌もの。
ジェネヴィーヴは何処か無機的ながらもキュートな歌声で、
他のルイス・コールのアルバムよりポップな印象を受けた。
調べたら「LAのCAPSULE」とも言われてるとか。
中田ヤスタカのユニットね。
って、それ本人たちは知ってるのか?(苦笑)
たしかにデジポップな一面もある。
ただし、プロデュース担当のルイス・コールは元々はジャズ畑の人間であり、
ドラマーである。
従って、楽曲も人間の手で演奏されており、
一見ポップな曲でも、
それを支えるリズム隊の演奏が超絶である。
その印象から日本のミュージシャンで例えるなら、
CAPSULEと言うよりCRCK/LCKSだと思った。
またさらには、
ファンキーなリフを繰り返す曲があったり、
ちょっと不思議なコードのブラス(ストリングス)音をバックにするセンスから、
プリンスをも彷彿。
なんだか、自分の好きな音楽を寄せ集めたようなサウンドじゃないか!
そんなニューアルバムから1曲どうぞ。
演奏する場所やジェネヴィーヴの服装含めて、
何ともローファイな動画(笑)。
しかし、その演奏の凄さが伝わってくるのだ。