福住に、素敵な雰囲気の焼き鳥屋があると聞いて、
東豊線に乗り、はるばると訪ねてみた。

福住の駅を降りる。
何も面白みのない界隈だ。
こんな所に、そんな店があるんだろうか?

あるんです。

札幌ドームとは反対側に歩く事、数分。
お、あった、あった。


イメージ 1


ウーン、シブい。いいじゃないか。
もしかして、廃屋?
いや、一応暖簾がかかってるぞ。

このシブさ、札幌じゃあちょっとお目にかかれないな。
上野や浅草、大井町あたりだと普通にありそうだが。
話によると、ガレージを改装したらしい。

中も当然、狭くてごちゃごちゃしている。5~6人で一杯のカウンター、奥にはせいぜい4人くらいの小上がりが。
これこれ、この雰囲気だよ。

でも、店の雰囲気は明るかった。
中年の(おそらく)夫婦が切り盛り。
すでに常連客で賑わっている。

ウーン、常連客か。
一見さんのワシには、アウェイ感が漂う。

結局、非・常連客はワシだけだったみたい。
必要以上に気を使われる訳でもなく、変に排他的な感じになる訳でもなく、結構フレンドリーでまあまあ感じは良かった。

ビール、日本酒*2と飲み進んでい頃、店の人からサービスがあった。
常連客らが持ち寄った酒を、ワシにもサービスしてくれたんだ。

ありがた迷惑と言うか、いや、迷惑ありがた、だ。
ちょっとうざかったけど、ありがたく頂いたよ。
しかも、白赤のワインと、スパークリングワイン。
おお、結構飲んじゃった。

店の通路の片隅に、無造作にカレーの鍋が置かれていた。
丁度端に座っていたワシのすぐ後ろだ。
勝手知った若い女性常連客がカレーの鍋に近づき、左手にカレー皿を持ち、右手でカレーの鍋ぶたをとる。
蓋を置く所がなく、カレーがよそえない。
気が利くワシは、その鍋ぶたを持ってった。
伊達に徘徊中年やってないのである

結構メートルが上がった所で、地下鉄。
どこかで乗り換えて麻生方面へ、と言うのが正しい行動なのだが、
なぜか東区役所まで行ったりで、不思議な行動をとってしまった

以下ネタばれ。