人形町をもう少しぶらついても良かったのだが、
この暑さ。そしてこの時だけ小雨が降っていた。
次の目的地北千住に向かう、
人形町の駅のホームに立つと、
2人連れのギャルが何やら騒いでいる。
この写真のほぼ中央に写っているのが、
隅田川の花火。
先ほど、店内でTV中継していたやつだ。
さて、北千住。
人形町から意外と近い。
3ヶ月前の東京徘徊では、
友人としっかりと徘徊したものだ。
北千住は飲食街の規模も大きく、
人出も多いエリア。
飲食店は賑やかな大衆酒場が多く、
どこも繁盛している。
しかし今回目星をつけていたのは、
そんな北千住らしからぬこの店だった。
駅から歩いてすぐの場所で、
周囲は賑やかな大衆酒場ばかりのエリアにある酒処・その。
おばあちゃんが一人で切り盛りしている、
小さな居酒屋である。
どこも繁盛している北千住だが、
この店には先客はおらず、
カウンター内にはお店のおばあちゃんが一人いるだけだった。
いいねえ、いいねえ。
TVではまだ花火の番組をやっていた(笑)
ここで頼んだのは、ビールの中瓶。
ホッピーなど、似合わない店だ。
何も言わずに出されたのが、
お通しの3点盛り。
いいねえ、いいねえ。
店のおばあちゃんは、
変なクセもなく、
そこそこ気さくで会話もスムーズに流れる。
この店も始めてからもう50年だという。
「ママもいかがですか?」
とビールを勧めるのも悪くない雰囲気だったが、
そういう事はしない方針のようだ。
居心地はとても良かったが、
ビールとこのお通しでお暇しよう。
「1100円です」
え?
マジで?
そして、賑やかな北千住の飲み屋街を歩いて行く。
前回は色々見て歩いたのだが、
今回はシンプルに。
北千住の飲食街でもちょっとハズレの方にある、
昭和な雰囲気の飲み屋小路。
そして、前回にも訪れたこのカラオケスナックに再訪問。
時刻は21:11。
この写真は前回の訪問時のもの。
今回も結構賑わっていた。
前回との違いは、
客のカラオケのレベルが高かったことか。
前回は、初見のワシが見事に歌ったらやんやの喝采でいい気分になったものだった。
結構マジで歌ってくる(笑)
一方でよかったのが、ママの態度!
そこそこ混んでいる中、
ボックス席に一人座るワシの前で、
終始接客。
ママとは延々と、ビールを刺しつ刺されつ飲み続ける。
まあ、ビール代はこちらが持つのだけど…
もちろんカラオケもしっかり熱唱。
ただし、他の客も歌いまくったので、
回ってくる頻度は少なめだっだか。
それでも5〜6曲は歌ったと思う。
上野行きの終電に合わせて、
12時すぎで会計。
結構酔っ払ったぞ。
酔っ払って、
2回会計しようとする始末。
あれ?
いくらだったんだろう。
北千住→上野の最終便には間に合ったが、
上野からホテル(御徒町の吉池ホテル)まで歩くのに、
何と迷ってしまった!
泥酔しつつも、チェックイン!
あっという間に、
怒涛の初日を駆け抜けたのだった。
帰宅してから財布の中を漁ると、
スナックの会計書が見つかった。
5000円だった。
これは十分に納得の会計。