不動産購入後、色々治したくなり結局フルリノベになっちゃってる大工のブログです。


今日は二階廊下手摺の壁を作ります。

ここ初めから階段に落ちる仕様でした。


急いでる時なんかショートカットできて良いのかもしれませんが、今回はちゃんと落ちないように造作します。


タイトルにも書きましたが、昔 修行中だった頃、親方から教えてもらったのは、この端っこの柱にはかなり力が加わるので、ホゾにして施工しておくようにと言うものでした。


言われた通り守ります。

元々の梁に今更ホゾ穴掘るのは面倒いので、新たに受けを作ります。


墨付けです。


電動角ノミ使います。

すごい古い機械ですが、まだまだ現役です。



柱のほうにホゾ作ります。

こういう時横引きノコが重宝します。

サクサク切れます。

もしタテ引き使ったら日が暮れてしまうでしょう。



ザボリのキリでボルト部分掘ります。


取り付けるコーチボルトが短かったためです。


取り付けます。

水平も一応見ておきます。



先程作った柱を入れます。


ピッタリいきました。


下地ができました。

高さは隣の収納とラインを合わせました。


上に笠木を付ける予定です。


逆から見た写真です。


用事があるので半日作業して今日は帰ります。


昔 親方が言ったようにどうしても端っこは力がかかるので、確かにホゾにしておくに越したことは無いです。


オシャレな家はアイアンで手摺造ったり木の化粧材のパターンもちょくちょく見ますが、そこまでこの家に必要ないでしょう。


うちは標準仕様でいきます。


読んで頂きありがとうございます。

次回もお楽しみに。