初めての不動産購入でフルリノベーションしています。元々ごみ屋敷で中途半端物件で非耐震物件でして、大工さんだけに大苦戦しています。


解体ってストレス発散になるにはなります。

ドカンドカン壊していきますと結構楽しいです。

でもここから竹と土に分けて土嚢袋に入れていく作業は、地味な仕事でストレス発散にはならないです。


しかも土で服がドロッドロになってしまいます。

こんな作業を相棒と始めて6日目くらい続けています。


そしてこの土は再利用できると思い、うちの倉庫にキープしておこうと運び込んでいるんですが、そこそこ量が出て倉庫もある程度限界もあるので、どなたか欲しい方いないかなと情報を発信していた矢先、

この土壁の土を欲しいという方が現れたのです。


軽バンでこれから取りに行きますとのこと。


現れたのは50代くらいのご夫婦。

県北部の山のほうについ最近引っ越して来て、家をリノベーションしているとのことです。

土はピザ釜を作るとのことです。

へーそんな使い方があるんですね。

保温性とか耐熱性は良いのかもしれません。

木の廃材も沢山持っていってくれました。


釘も出てるし土もついてるボロボロの材なのに壁に貼るんだそう。

どんな仕上がりになるのかめっちゃ興味あります。

さらに竹も欲しいとのこと。



焚き付けに使うんだそうです。



なんか聞いてたらすごく原始的な生活をされてるみたいです。

自給自足の生活だそうです。

面白い人と知り合えました。


プロの大工としては、素人さんの仕上げができないんです。チリが合ってなかったり、垂直が出ていなかったり。

「これでいいや」的な感覚が元々無いからだと思います。きちっと とか ピッタリ とか そういうのを教えられて来たし、常に最高の技術を目指しているからです。

でもそういうザ素人的な仕上がりが魅力的に思えるようなお店なんかもたまにあって、これはこれでいい感じだなと思えちゃうんです。

でもそういうのってやろうと思ってやれる仕上げでないんですよね。


なので素人さんの感覚の仕上げ すごく見てみたいんです。

今日出会ったご夫婦は、また廃材が欲しいということですので、連絡先を交換しました。もう少し仲良くなれたら、いつかお家を観に行かせてもらおうかと思います。


今回は土壁の土から出会いが生まれました。

リノベーションしていて良かったなと思える日でした。


今回も読んでいただきありがとうございます。