大河ドラマもついに今週が最終回!
上り詰めた平家が
清盛の死 そして壇ノ浦の海に消える最終回
どんな風にして 次代の武家へ清盛の思いが繋がってゆくのか
楽しみですね!
今回は ドラマに出ていた素敵男子
しかも ちょっと(いやかなり?)妖しい魅力の男子のオハナシ!
裏切りの貴公子・藤原成親
平家と縁の深い関係ながら 二度も裏切るエリート貴公子
常に自分の事しか考えてなくて
それを全く悪いとは思っていない情のなさ
二枚舌どころか 何枚も舌を使い分け
誰にでも媚び 誰にでも舌を出す
優雅な身のこなしと ソフトで中性的な声
芙蓉に例えられる美貌と色気
腹黒い目つきが さらに色っぽくて
見ていてドキドキさせられました
流罪の後 餓死させられるという残酷な最期のシーンは
けっこうグロくて怖かったです
苛烈な悪左府・藤原頼長
秀才ゆえに苛烈な粛清を行い恐れられた大貴族
その秀才さと神経質そうなな性格
非業の死のシーンもさることながら
印象的なのは やっぱりコレでしょ~
↓
家盛を喰ちゃうシーン!
NHKでやっちゃうのか!?
良い子の家盛が毒蛇に食われる~!!
演じる山本さんの色気やら毒気が
どろ~っとぬめるようで リアルBLに萌えてしまいました
実際 頼長は男色家で
彼の日記「台記」には 「誰それと どのように(!) どーした」と
かなり赤裸々に書かれているそうで・・・
上記の成親も お相手の一人だったそうですよ・・・
宮中の闇をまとう魔王・後白河帝
帝になれなければ 不要に等しいと言われる親王たち
権力や欲にまみれた宮中にあって
その駆け引きに感情を揺さぶられることこそが 生きている証拠
まさに松田さんの黒い色気は
闇と魔を含む後白河にぴったり
何事にも主・信西ひとすじの西光
真面目一本気であるがゆえに
信西の信頼した清盛の暴走を許せなかったんでしょうね
それにしても
鹿ケ谷で瓶子を一心不乱に割りまくるシーン
かなりイっちゃってる感ありました・・・
ドラマでは さすがに出ませんでしたが
清盛の怒りを買って そうとう酷い拷問を受けたそうです
平家のジョーカー・平時忠
のらりくらりとしているようで 現実主義
皆が言いにくいことも あっさり言ってのける
無神経のようで すごくアンテナを敏感にしているのですね
そして一門が表立って出来ない悪事もやってのける
「平家にあらずんば 人にあらず」を言ったのも彼だとされています
「毛利元就」では初々しかった森田くん
こんなクセのある演技もとても素敵です
怨霊となった嘆きの帝・崇徳帝
この方 ずっと嘆きっぱなし
伊豆の頼朝と並んで ウジウジしていた感が強いんですが・・・
ウジウジも怨霊になっちゃうくらいだから
大したもんですけど
ドラマの創作ですが 一応成仏できてよかったです
役者さんの演技がとても品があって
崇徳の透明感と粘着質を感じることができました
なんだかんだで
おもしろかった「平清盛」も あと1話!
今週は ちょっと昔のシーンを思い出しながら
日曜日を待ちたいと思います!