「サウンドオブミュージック」
1965年公開のアカデミー作品
実話を元にした ミュージカル映画の金字塔
小さい頃 母に勧められて見て以来
私の人生を左右するほどの 影響をもたらせてくれました
当時 小学3年生
ビデオテープが完全に擦り切れるまで(本当に切れた)
毎日見ていました
歌は くちマネで 常に歌っていました
(妹をひっぱりこんで 無理やり二部合唱で)
今週 近所の映画館でリバイバル上映をしていたので
行ってきました
(リバイバルかかる度に行ってるから 映画館で見るのも3回目)
ど真ん中の特等席!
いざ上映!
冒頭3秒でもう泣きそう瑞香
まだ霧しか映ってへんて(汗)
雄大なアルプスの中で歌うマリア
あれ?
映画館って歌っちゃいけないの?
完全にマリアに同化中瑞香
エアで歌ってます
消音設定です
瑞香への影響→ 歌が好きで好きで 私もアルプスで歌いたい!
お転婆なマリアは 修道院では頭痛のタネ
社会勉強にと マリアは修道院を出されてしまいます
瑞香への影響→ 修道院の様子が後のキリスト教文化を勉強する際に役立ちます
勇気を振り絞って訪れたトラップ家
7人の子供たちと 厳格なトラップ大佐
瑞香の母に与えた影→高校時代にリアルタイムで見た母は
完全にマリア気分で同じ色のギター購入
母を亡くし厳格な父の元で寂しい子供たち
明るいマリアになついていきます
子供は子供らしくと 元気に遊ぶマリアと子供たち
街を散歩し アルプスで歌います
瑞香の妹への影響→「ドレミの歌」「私のお気に入り」など有名な曲が続くシーン
姉の瑞香に付き合わされて 二人で歌いまくったなあ
今でも瑞香の歌を一番知っているのは 君だ!妹よ!
瑞香への影響→ザルツブルクの風景 チロルっぽいドレス
オーストリアの文化に触れて 後 大学でオーストリア史を選考します
マリアの行動に激怒した大佐だったが
子供たちの歌に触れ 子供たちとの絆を取り戻します
それまで高圧的だった大佐が子煩悩なパパになり
マリアに対しても 暖かくなったのが印象的です
瑞香への影響→「フロイライン」や「ゲオルク」などのドイツ語がちりばめらています
後 大学でドイツ語を専攻
トラップ家の団欒
ヨーロッパの良家の団欒って こんなに優雅なのかー
と 幼い私は コタツにミカンで 日本の団欒してました
トラップ家のホームパーティ
オーケストラでイブニングドレスで これがゴージャス!
知らず惹かれあうマリアと大佐
大佐の恋人・男爵婦人はそれに気づき
マリアは初めての恋に恐れ戦き 一度はトラップ家を飛び出します
しかし 修道院長に諭され
自分の道を探すべくトラップ家に戻るマリア
大佐もマリアへの気持ちを自覚し
男爵夫人へ別れを告げて 二人は気持ちを確かめ合います
男爵夫人の別れのシーンがとてもキレイ!
子供の頃は分からなかったけど
男爵夫人の身の引き方が オトナの女っぽくて優雅で素敵でした
マリアと大佐の結婚式
瑞香への影響→ 可能なかぎり自分で再現しました
豪華な教会(ちゃんとカトリック)
曲もこのシーンの曲を使用
ドレスはマリアみたいなシンプルなのは似合わなくて・・・
そして バージンロードはマリアみたいに一人で歩きたかったけど
とりあえず父と歩きました
待つ大佐のかっこいいこと・・・!
軍人の大佐の正装・・・どんなに憧れたか・・・っ
マリアと大佐は25歳差
瑞香もちょーっとそれを狙った?
うーーーん
晴れて結婚した二人だったが
戦争の影は 次第に色濃くオーストリアを蝕みます
ナチスドイツはオーストリアを併合し蹂躙
そのナチスの召集令状に大佐は強く反発
家を 国を捨てる決意をするのです
瑞香への影響→ゼミはドイツ戦前後
オーストリア併合の授業は大佐を思って泣けた・・・・
また初めてナチスを知ったのもここからです
裏切りの執事・・・
瑞香への影響→昨今 執事がブームだが
私の中の執事はこのひと
国を脱する際 ザルツブルク音楽祭に出場する一家
「エーデルワイス」は 祖国の永遠の繁栄を祈る歌
歌う大佐は 蹂躙された祖国を思い 声を詰まらせます
もう ここは滂沱!
涙が止まりません~!
一家はアルプスを越え
自分たちの道を探して 祖国を旅立ちます
壮大な山々を映し出し
3時間近い映画は ラストを迎えます
全体的にはハートフルなミュージカルですが
やはり後半、ナチスに蹂躙されてゆく祖国の状況が
映画に深みを持たせていますね
幼い頃は マリアの明るさや歌が魅力的でしたが
大人になってから見ると
(最初の婦人を亡くして)失意から厳格になった大佐が
子煩悩なパパにそして ちゃんと優しい夫に
しかし国への思いも揺るがない 素敵な男性であることに気づかされます
長くなりましたが いかがでしたか?
瑞香を形成する映画
やはり感謝すべきは
この映画を見せてくれた母に 感謝