大河ドラマも 第三部と佳境になって参りました!
男たちが熱い戦いを広げる中
女たちも魅力的なのが 平安時代の面白さ
今日は ドラマ内の女性たちのお話です
祇園女御
白河法王の寵姫にして
若いころの清盛の後見
可愛らしい聖子ちゃんですが
黒い衣装が絶妙にマッチして素敵でした
しっかし この方は一体何歳の設定なんですか?
清盛が生まれた時にすでに法王の寵姫で
清盛の50歳の宴にもいましたが・・・・
ゆうに70歳超え・・・
50歳が平均寿命としても・・・もののけクラス
さすが聖子ちゃん
永遠のアイドルは 年取っても美しいままで・・
珠子
鳥羽院の后でありながら 法王の寵愛も受けるという
不義を犯しながらも 少しも汚れない
不思議な透明感がありますね
ふわふわとして 浮世の美姫といった風情
薄い淡い生地を重ねた衣装が さらに魅力的でした
彼女の生んだ崇徳院と後白河帝が
保元の乱を起こすんですから 歴史は皮肉
得子
珠子が浮世離れなら こちらは俗世に執着する美しさ
鳥羽院の寵姫として 後宮でのし上がろうと
野心に燃える姿
政治家としても 聡明な方だったようです
松雪さんが演じると ドロドロの愛憎劇も
気品があって素敵ですね
舞子
白河院の寵姫にして 清盛の母
白河院の子を宿したものの 不吉な子として命を狙われたために逃走
そこで平忠盛と出会います
忠盛にとっては まさに「運命の女」
捕らえられた時、忠盛に「妻にしたい」と言ってもらえたこと
彼女にとっては 「死ぬほど」嬉しかったでしょうね・・
忠盛の正室にして 清盛の義母
一門を支える賢母であり
正室でありながら
血の繋がらない清盛を、嗣子として育てなければいけない苦しみ
愛息子・家盛が死んだ場面
聡明な彼女が泣き叫ぶシーンが 印象的でした
耐える賢母のイメージで グレーの衣装なんですね
それにしても 頼朝の助命を彼女が嘆願したというが
清盛が頼朝を処刑しなかったのは それだけが原因でしょうか
由良
源義朝の正室にして 頼朝の母
熱田大宮司の娘にして 内親王の女房
激しく聡明で またプライドの高い女性のようです
源氏の棟梁の妻として
自分の立場を最大限りようして 夫を助け
棟梁の嗣子として 頼朝を誰よりも強く育てた
鎌倉幕府を開いた頼朝のクレバーな冷静な性格は
好戦的な父よりも この母の影響が大きいかも
常磐
義朝の想い人であり 清盛にも愛される常磐
なんといっても あの 義経の母です
史実でハッキリ「美女」とされる女性ですね
子供たちを救うために 清盛の愛人となり
その後も貴族と結婚させられる薄幸の美女・常磐ですが
ドラマでは 微妙に清盛と関係してるシーンがないなあ
言わずと知れた、頼朝の正室にして尼将軍といわれた女傑
頼朝にベタ惚れで 駆け落ち同然で結婚したとか
夫の片腕として 政治手腕を発揮したとか
夫の愛人の家をぺちゃんこしたとか
女としても 政治家としても熱く激しい政子
ドラマでは 活躍はまだまだ先ですが
スレンダー美女の杏さんが演じると ムチでも持ってそうな迫力・・・
あの頼朝じゃ 勝てなそうだなー
てか由良と政子が 嫁・姑なんて
明子
清盛の最初の妻
伝承にはほとんど登場しませんが
ドラマでは 低い身分ながら献身的に清盛を支えていました
彼女にプロポーズする清盛が 初々しかったなあ
薄幸感ある 薄いブルーの衣装でした
清盛の二番目の妻
そして 壇ノ浦に沈んだ平家のゴッドマザー
ドラマでは 深キョンらしく
おおらかで あっけらかんとした時子ですが
この先 清盛亡きあと
平家の中心となり そして孫とともに海に沈んでゆく時子
今後の展開に注目です
源氏物語に憧れる彼女らしく 紫の衣装
清盛の昇進にしたがって 衣装が華やかでキレイだった~
滋子
時子・時忠の妹にして 後白河院の寵姫
不穏な清盛と後白河の間に立つ、キーパーソンになる彼女
衣装のとおり ハッキリとした性格で
大酒のみなのは 史実通り
巻き髪は 史実にはないのですが
彼女が 他人とは違う個性であるというイメージから
彼女の死によって 清盛と後白河の仲は険悪になるのですが・・
しかし この兄にしてこの妹ありというか・・・
なんてキャラの強い3兄弟・・・
この時代には まだまだ魅力的な女性がいるはずなんですが・・・
祇王は出てこないの?
「清盛」なのに?
いくら主人公だからって
あんまりクリーンなイメージにしなくてもな・・・・