平清盛 「平治の乱」 | テルミドール革命!

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源 義朝



狂ってゆく 狂っている


いつから狂ったのだろう


父を斬れなかった あの時からか


そもそも義など あったのだろうか

こんなちっぽけな 迂闊な愚物に従って

全てを失ってしまった



力がほしかった

強い力がほしかった

清盛を見返したかった


武士の世?

そんな途方もない絵空事よりも

源氏が最強だと 父に伝えたかった


あの雪のむこうで



正清

生まれた時より 共に居た


最後に見る姿が お前でよかった


共に生き

死すらも 共に





平 清盛


何ということをしてくれたのだ 義朝

お前を失ってしまったではないか


だが俺は生きて行かねばならぬ

お前のいないこの世で 


武士の世を作らねばならぬ


どんなに醜きことにまみれようと

必ずこの世の頂に立つ


途中で降りたお前が見ることのなかった景色を

俺は見る




白き源氏の棟梁は


白き雪に消えた


頼朝という 次代の覇王を遺して・・・







忠正・為義斬首のショックも癒えぬままに

怒涛のような平治の乱でしたね!


ひとりひとりに しっかり光を充てて作ってくれているので

どの人物にも感情移入してしまった

うるるるる・・・!



信西が計算している最中 床がガタガタガタ・・・ってなるシーン

怖かったです


保元の乱は 帝vs上皇の争いなので都中が決起しますが

これは反信西派のクーデターのようなもの


なので 戦う正当性(官軍)であることが大事なんですね


清盛が京に帰っても すぐ反撃しないのはそのため


秘密裏に天皇・上皇を救い出し 勅命を受ける

官軍となって始めて進撃するんですね


こないだまで あんなにバタバタしてた清盛

いつの間に こんな老獪になったんでしょう・・・


平家が一人勝ちだった平治の乱


武士が貴族より上座に立ち

公卿の処刑を決める・・・


時代はここまで 変わってきているんですね


清盛の所作が だんだん忠盛に似てきたね

言い回しも似てるし



清盛と義朝の一騎打ちは 痛かった・・・

お互い取り返しのつかない心と心のぶつかり合いでした


義朝と正清が刺し違えるシーンは

もう涙涙・・・・!


二人で死のうって 主従愛が・・・!




重盛役のコが かっこいーので気になります

台詞まわしもいいね




この後は いよいよ最大のブラックホール

後白河との戦いになります・・・!