源氏物語2 桐壺② | テルミドール革命!

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桐壺帝

光源氏の父。 

藤壺を新たに妃に加え、穏やかな日々。

2人を見ては「本当の親子のようだ」と 喜んでいる。


光源氏は可愛いが 第一皇子もいるので

政治争いを避けるため、光源氏を臣下におろす。




藤壺 15歳

桐壺帝の妃。

桐壺更衣によく似て、桐壺帝に愛されている。

美しく聡明で 光源氏の永遠のひと。



光源氏 10歳

母に似ているという藤壺を 幼いながらも憧れる。

憧れが 恋心に変わる頃

12歳で元服した光源氏は 正式に父の臣下となり 宮中を出る

愛しい藤壺には もう会うことはできない。



葵 14歳

光源氏の妻。左大臣の娘。

結婚によって 光源氏は左大臣という後見人を得た。

しかし光源氏に 喜びはない。

冷たく澄ました葵に いつまでたっても馴染めない。 




桐壺帝は 亡き桐壺更衣を 今も愛していて、彼女によく似た藤壺を妃とした。

藤壺と光源氏は たった5歳しか離れていません。



光源氏は 元服して 父の家臣となり 代わりに後見人(左大臣)を得た。

しかし 妻となった左大臣の娘は いかにも高貴ってカンジで くだけた所がなく

若い光源氏はなじめない。


「紫のゆかり」とは 愛する人と縁のある人のこと。

淡い紫であった桐から 藤壺へ。そして 後の妻である紫の上へ つながってゆきます。

作者の紫式部とは 「紫の物語を書いたひと」という意味なんですね。






その方に出会って 私は春の時を すごした

 


亡き母の面影を うつすという お方

あの方の触れるすべてが とても愛しくて


いつまでも いつまでも 

楽しい時間は 終ることがないと 思っていた


憧れが 確かな恋慕に変わる頃

私は元服し 楽園を追われた 


愛しいあの方は 父の妻

愛しいあの方は 私のとどかぬ 御簾の向こう


美しい時間は もう還らない





Launenhaft QUEEN

2000年に公開された映画 「千年の恋」

光源氏の天海祐希さんが 妖艶で美しくて・・・

独特の解釈が 斬新でした


この記事は 源氏物語を私風に意訳したものです。

簡潔編集を心がけておりますので、どうか大きな気持ちで お読みいただければと思います。 


感想などいただけると めっちゃ喜びます。

長文おつきあい頂いて ありがとうございました!