7月ですね
蛍には ちょっと季節が深くなっていますが
やっぱり蛍のイメージは7月 なんですよ
手ぬぐいを 飾っています
去年 鎌倉で買ったもの
蛍が どうして光るのか
実は ハッキリとは わかっていないそうです
初夏の短い期間 澄んだ水に浮かぶ ほのかな光・・
声に出せぬ恋の炎か
亡くなった懐かしい人の魂か
古来より たくさんの歌や 物語に登場してきました
お気に入りの扇子
この蛍は白だったのですが 黄色く色をつけてみました
お香の香りをつけたので ふんわり香ります
天彦(あまひこ)よ
雲のまがきに 言伝てむ
恋の蛍は 燃え果てぬべし
天の彼方のように 近づきがたい貴方
雲にへだてても 伝えたい
恋の蛍は もう焦がれつきてしまいそう・・・
蛍の和歌といえば 和泉式部が有名ですが
これは夫木和歌抄
燃え果てぬ・・なんて 情熱的な表現ですが
ほのかな蛍と重ねることによって
しっとりした 夏の恋歌に なりました
とはいっても
武市夫妻の 愛の蛍には かなうべくもありませんが・・・