大河ドラマと視聴率 | テルミドール革命!

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こんなに大好きな「龍馬伝」も あとわずか

一年間どっぷり幕末に 楽しませていただきました


ただ 視聴率が ちくと ふるわないとか・・・


以前から 幕末は視聴率が取れないと 言われていますが

ここで

戦国時代と比較しながら つぶやいてみます


Launenhaft QUEEN


戦国時代


期間・・・約136年


明応の政変~江戸開府が 136年

信長が 足利将軍を追放してから 数えても30年

建国の時は 徐々にできあがってゆくので 期間が長い



力の単位・・・国(城主)単位


お館様と家臣たち という構成は どの国も一緒なので わかりやすい


力の方向・・・

一点に集中してゆくパワー


日本統一にむけて 建国にむかって パワーが集中してゆく



基本理念・・・

「天下統一」 と 「お館様のために!」


だいたい どの国もこの方向性ですよね

封建的理念が しっかり根付いているので わかりやすい武士道



歴史エンターテイメントとしての魅力

 派手な合戦 かっこいい武具 衣装も高価


ドラマや映画では 合戦シーンは派手で迫力ある見せ場であるし

武具も 美術的に魅力のひとつ


女性陣も 高貴なお姫さまが多いので 衣装も素敵ですよね




Launenhaft QUEEN


幕末


期間・・・15年


ペリー来航から 明治元年が たった15年!!

西南戦争までいれても たった25年!!



力の単位・・・・ほぼ個人


長州、薩摩といっても 個人ヌキには 幕末は語れません

同じ藩士でも 別の存在だと 幕末では 認識してますよね



力の方向性・・・・分散の方向性


崩壊の方向性なので パワーが分散してゆく

しかも 方向が定まらない

(これを龍馬さんが うまく誘導していった・・ってことですよね)



基本理念・・・個人単位なので みんなオレ流


これが一番 幕末をややこしくしている1つですね

同じ長州の中でも 一人ひとり 志が違う

自分の正義で 動いているので 

これがわからないと 幕末は ややこしくなる



歴史エンターテイメントとして・・・


佐幕 倒幕 どの方向から描いてもドラマになるし

個人単位なので じっくり人間を 描きやすい


しかし 登場人物ひとりひとりのプロフと

現時点の状況を 把握しとかないと わけわかんなくなる



ゆえに・・・


戦国は 構造も理念も一緒だし 方向性も一緒で わかりやすい

派手な合戦や 衣装も華やか


わかりやすいので 数話 見逃しても ナントカついてける

歴史くわしくなくても 1年見れる



幕末は 構造が複雑なので 説明してくれないと わかりにくい

殺陣も 合戦も少ない


1話見逃すと 状況がすぐ変わってて わからなくなる

プロフがないと 登場人物が 「だれ? どんな人?」ってなる

歴史くわしくないと すぐ脱藩



歴史詳しくない人も 1年見続ける

っていうのが 高視聴率に つながるワケで・・・・


「龍馬伝」最大の悲しいことは

OP前の歴史説明


あれをしなかった事じゃないかなー