龍馬伝 ~りょうという女 | テルミドール革命!

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花のように可憐な 初恋の加尾

水を打ったように凛として 孤高を貫いた佐那

そして 火のように激しく燃える女 りょう



「嫌いなヤツに 『あなたのため』といわれても

相手はイライラするだけだ」


弥太郎は 本当に 

人間の 本性や真理を見抜いてますね

怜悧に真理を突かれると 聞いていてギクリとします


地獄に落ちても尚 毅然とあろうとする武市さん


攘夷の火を絶やさぬため

まだ逃げ続ける仲間たちのため


組織の信念を 組織の仲間を 守るための最期の抵抗

そんな武市さんを苦しめる 仲間の悲鳴


「武市先生に会いたい!」

悲痛な叫びを残して 人斬り以蔵 捕縛


赤い傘が 血のように舞って・・・





殺陣のシーンは 本当にかっこよかったです

傘や布の色が効果的でした


まさか 新撰組幹部が以蔵を追いかけて 龍馬と斬り合うとは・・・

このありえなさが まさにドラマの醍醐味!


弥太郎が乙女姉やんに 吐き捨てたセリフの真意は

「他人に優しくしたり、気にかけたり出来るのは 

生活に恵まれてるヤツだから出来るんじゃ」 って痛烈な皮肉ですね


龍馬最大の魅力、龍馬の情の深さは 

経済的にも恵まれ 家族に愛されていたから生まれたもの


武市さんの様に 若い頃から家や門弟を抱えていたり

弥太郎の様に 生活に貧窮していたのとはちがう


ここにも 3人の対比があるんですね


獄中の武市さん・・・すぐそばでの仲間の拷問・・・

これが2年近く続くんですよね・・・