最近 めっきり幕末狂いですが
たまには 本職のヨーロッパ史の記事でも 書こうかと思います。
18世紀 オーストリア女帝 ハプスブルク家
オーストリアというと 今はヨーロッパの真ん中の小さな国ですが
ヨーロッパで 一番長く かなりデカイ王朝です
わりと温厚で 家庭的 多産な家系なようです
男児がいなかったので 彼女が帝位を継承、
戦争、政治、国作りに毎日 奔走する一方、
子供を16人も生んで 家庭も大事にする 肝っ玉母さんでもあるのだ
男の王にありがちな戦争一辺倒な政治ではなく
内政も強化させた
でも 潔癖な女性らしく
色町を廃止しようとして 男性陣からブーイングをくらっている
家庭も大事にしていたようで
家族演奏会 食事会もよくしていたようだ
牛肉やら野菜を煮込んだオリオスープなるものが大好物
女帝の愛するだんなさま
マリア=テレジアの初恋の相手でもあります
王族の恋愛結婚なんて 当時では奇跡的なこと!
政治は 精力的な妻にまかせ
自分は 趣味の芸術品集めに没頭して 遊びまわる一方、
シメるとこは シメて、節約にはげみ 経済的には妻を助けた
徹底して日陰に生きる彼は そう 偉大なるマスオさん!
今のドイツのあたりのこと
すっごく高価な宝石なんだろうが でかすぎてアメ球みたい・・・
オーストリアの宮廷料理は 意外と質素で
ゆでた牛肉とか カツレツ、
小麦粉のパンケーキなんかが 好まれていたようです
それにウィーンといえばカフェ!
オレンジリキュールをいれたコーヒーを マリア=テレジアと言います
オーストリアを堪能するならこの映画!
言わずと知れた名作、私の一番好きな映画です!!
サウンド オブ ミュージックに出てくるトラップ大佐!
私の初恋の人wwww