※ネタバレ注意です 未プレイの方は読まない方がいいです※
※一つの√が終わった直後とかにその都度書いてるので、
真相を知らずに憶測で書いてる部分もあります※
※感想というよりほぼあらすじを書いてるので、無駄に長文になってます※
テログループラストはトラです
他√で大人のトラがめっちゃ冷たくて乱暴だったので苦手だなぁって思ってたのですが!
小学校時代のトラは面白かったですw
中身もヤバいというか悪ガキで喧嘩ばっかしてる悪童です
なんだけど、実は繊細なピアノ曲を弾いてみたり、面倒見がよかったり、
掃除の手際が良かったり、かなりのゲーマーだったりと個性的でした
トラ√は悪ガキに付き合って夜の学校に潜入したり、
自分が小学生でこんな友達いたら面白かっただろうなぁって思いました

あと、終夜で散々鬱展開だったのでこのスカっとした明るさに救われました
ただ、他と違って選択肢に時間制限があったり、
残り2秒で新たな選択肢がでてきたりと手ごわいですw
崩壊後の世界にいくと、小学生のトラとは別人のトラがいるので
また主人公に冷たくて乱暴なんだろうなって思ったのですが…なんかいきなり優しかったです
CZの記憶のない友達ですらないトラなのになんで優しいんだろう…?
てか思った通りに長がくっついてきましたね

先の2人と違って会議で脅されるんじゃなくて、建物の中を調べてたら出くわしました
で、やっぱりお前は人質だから政府の反応次第で痛めつけるって言われるし

トラに髪の毛切られるけど、この時も優しかったですね…なんでだろう
髪の毛を長に届けにいくと「次は髪の毛だけではすまないぞ、お前ができななどと言い出すとは思ってないが」
とか笑って言ってたけど、やっぱ長が関わる√嫌だわぁ

てか、暴力と恐怖で統率してる組織が政府にとってかわっても、ろくな世界にならないと思うんだけど

そして10章はバッドエンドの応酬でしたw
逃げ場をミスると3/4でバッドエンドが待ってます

かまいたちの夜的な悲惨な目にあうので先に全部みといてよかった

正解の居住区へ逃げたら、なんか英兄に似た青年が出てきました…あれ?死んでなかったの?
結局、トラに見つかってヤクザの本拠地に連れ戻されるんだけど
「手荒なことはしないから信じてくれ」というトラに「あんたはトラじゃない!信じない!!」
と言ってトラを怒らせてしまいます
トラはこんな酷い人間じゃない、怖いけど優しくて、思いやりがあって、面倒見がよくて…
とこっちのトラを全否定、「お前みたいなお嬢様に付きまとわれて、小学生の俺はさぞかし迷惑だっただろうな」
とお互い罵り合いに…なんか理一郎√の逆みたいになってるなぁ
こっちでは主人公が過去のトラのことばかり見て2020年のトラを全くみてない
てか、回想シーンで小学生時代にトラの事を好きな女の子が、
トラと仲がいい主人公を妬んで主人公にトラの悪口を吹き込もうとするシーンがありましが、実際に女ってこういう事しますよね…というかやってるのを見たことがある…



この後政府が乗り込んできた時に、早まったヤクザの手下が主人公をナイフで刺そうとするんだけど、
トラが庇ってかわりに刺されるし、やっぱこっちのトラもいい人な気がしました
包帯巻く時に、肌を見ないように頭の中で円周率や早口言葉を呟くのも可愛かったですw
なんか本当にお嬢様と不良という王道のカップルというか、微笑ましい

トラの看病をしていくうちに組織のみんなとも打解けて穏やかな日々を過ごすんだけど、
政府と交渉した長の命によって、トラに内緒で楓が政府に主人公を引き渡します
キングが主人公に会うのを悲願だと言っていることを手下からきいて恐怖を感じ逃げ出そうとする主人公
そこに爆発音と共に助けにきたトラの姿が!(ベタだけどカッコよかった!)
無理をしすぎて傷口が開いてしまった上に、組織を裏切った二人は
とりあえず理一郎の隠れ家に逃げ込みます
隠れ家にいる時に回想シーンが入るんだけど、
それが長(父親)が子供のトラに向かって「忌々しいガキが!お前はいらねぇ、あのチビ共も
うるせぇし、邪魔なんだよクソガキが」と足蹴にして家を出ていく場面があって、
トラが苦労して兄弟を育ててきて親を憎んでるっていうのがよく分かりました
あと、「トラじゃない別人だ!」って言われたことにブチ切れたのは
憎い父親と同じ血が流れていて、その似通った性格ゆえに、自分もあの男のようになるのかと恐怖を覚えたからでした
ここからエンドコースなのでまずバッドエンドからみました
てか、
私が最初に思ったことをトラがいってたw
トラは片目が金色で片目が青色なのですが、
その色の違いの通り物凄く優しいんだけど、物凄く凶悪で子供の時から何人もの人間を病院おくりにしてきたと長にいわれます
長にお前が好きだったのは「青い目」の2010にトラであって
「金色の目」のトラを好きなわけじゃないんだろう?ときかれます
バッドエンドコースなのでもちろん選択肢もなく、何もこたえられずトラを傷つけてしまいます
本当に、理一郎√の立場逆転な感じですね
で、追いつめられたトラは両目が金色になってしまって…
気絶して目が覚めた主人公に「俺が好きなんだよな?他のトラなんていらないよな?」ときいてきます
手は血だらけで、床下には見憶えのある眼帯が…
嫉妬に狂ったトラは主人公の想いを独り占めしたくて2010年に移動して、
小学生のトラを殺してきたみたいです……あと、多分父親も………
なんて恐ろしいエンド!私がやってるゲームは本当に乙女ゲなのだろうか…

でも、家族にも周囲にも見放され、
たった一人心を通い合わせた好きな人が自分以外にも気持ちを向けているって思ったら狂ってしまうのも仕方ないのかな
終夜とは違った感じでこれも物凄く切なくて悲しい気持ちになりました…

残留√
バッドエンドと違って、選択肢が出たので「目の前にいるトラが必要」だと言ったら
狂うことなく主人公を連れて一度組織から逃げられました
だけど、結局逃げても仕方ないと屋敷に戻り長の前に出たら
トラの味方がけっこう出てきて トラ派と長派で戦いになりました
そのまま分裂して組織を作り、トラの母親で長の妻である「しぐれ」を政府から奪還することで
主人公をもう利用するなと交渉をもちかけました
組織が分裂するので、転送装置を使うなら今しかない、戻りたいか?と問われ
悩んだけど、やっぱり今のトラだけが必要だと言ってこの世界に残ることに決めました
ED後は、英兄にそっくりな情報屋から色々と情報を聞き出してました
しぐれさんは結局まだ奪還できてなくて、顔もでてこなかったなぁ~
トラの独占欲と嫉妬が凄まじいことになってて、ヤンデレの極みを見た気がしますw
帰還√
残留とほぼ同じ感じで進むのですが、戻りたいか?ときかれた時に戻りたいといってしまいます
つまり、2010年のトラを選んだってことになります
よく発狂しなかったなぁ~、こっちのトラは…
2010年に主人公を転送して、トラ自身もやることがあるからといって転送装置に入ります
時の停滞を解除するために「元を絶つ」といい終夜に「そんなことをしたら時の歪みが生じてお前もおかしくなるかもしれない」
と止められます
時が動き出した世界で主人公は鷹斗と理一郎を知らないかと同級生にきくけれど
「鷹斗なんて人知らない」といわれます
そして担任の先生のことも知らないと…
完全に狂ってます…おかしい…ハッピーエンド√じゃなかったのか…?
なんというヤンデレ……

ED後は2020年の記憶とあのトラの記憶を完全に忘れ、大学生になった主人公が
成長したトラと仲良くしているお話なんだけど、時々、フと2020年のトラの記憶が出てきて
不思議と懐かしいような切ないような気持ちになります
てか、残留√以外が酷過ぎて、残留√一択ですよね

(けど、バッドエンドの終わり方も狂気に満ちて美しかったけど)
前半明るかっただけにまさか、生粋のヤンデレキャラだとは想像もできなかったです…
トラ√はホラゲと思った方がよさそうですね

個人的にヤンデレは苦手なんだけど、終夜といい、ここまではっきりと各キャラで個性を振り切ってるのは凄いなぁって思います
レビューの評価が高いわけだなって思いました








