2022年10月17日 初めて全身麻酔の手術を受けました。
(なんの手術かについては後日書きたいと思います)
気が小さいので、自立呼吸がなくなったところに地震で電源が失われたらどうなるのだろう、、、
とか、
麻酔から覚めなかったら(たまにドラマであるやつ)一応社長なんで、会社はどうなってしまうのだろう、、
なんて考えて、「私に何かあった時」というメモを家族あてに残すなどしましたが、
フツーに手術は終わり、多少の痛みと大きな不安(ちゃんと治る?のか)を抱えて今は過ごしています。
会社には2年前からテレワークなので、手術3日目から顔出しならぬ「声出し」はしていますが、安静にという言い訳をして、初めて2日も休みました。
そこで録画して休みの間に視聴したのが
「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」特別編集版 全4話
美しい波留さん主演の切ない恋物語といったところですが、私には「台湾」という嘗て日本だったという島を改めて知る機会となりました。
ドラマに登場する「湾生」という日本統治下の台湾生まれの日本人。その人達の戦後と日本統治時代の台湾について興味を持ち、調べていく中で、明治期に始まった日本の植民地政策に対する考え方が少し変わりました(決して美化してはいけないと思いつつ)。
中国、韓国、台湾、シンガポールからの留学生と机を並べていた学生時代のこと。
酒が入った席で、過去、日本に侵略を受けた国の人間としての屈辱を、顔を真っ赤にしながら語っていた韓国人の友人の前で、私を含む日本人は誰も顔を上げることができず、ずっと黙って彼の話を聞いていたことがありました。
聞いていて本当に苦しかった。でも、日本人として生まれた私は一生この事実を背負って生きていく必要があるのだと感じた瞬間でした。
そんな経験をしながら戦後の昭和に教育を受け、平成で社会人となった私は、戦前の日本の教育や帝国主義は全否定されなければならないと教えられ、それを受け入れてきたましたが、どうしてもそこには言葉では表現できないわだかまりのようなものがいつもありました。
台湾のことを調べている内にそのわだかまりを解消するような納得させるような糸口を見つけた気がするのです。未だ過程ですけど。
これからもこのテーマ書いていきたいと思います。