困った君の入院生活は続いている。
当初は3ヶ月だと思っていたのが、
まだ退院できないと知り、
かなり落ち込んだ困った君



毎日嘆きの電話があり、
退院したいと主張

自分で決めた任意入院だから、
希望すれば退院もできるはず

と訴える。
何度も主治医と話し合い、
少しずつ納得していき、
また、
新しく任意入院してきた男の子が
同じ強迫性障害だった事も
励みになり、
そこから、
再び持ち直し、
12月中旬以降の退院を
目標に進み始めた

12月初旬には学校関係、福祉関係
で関わりのある支援者が病棟で
集まり、主治医を中心に支援会議を
行うことになっている。
その後、地元中学へ試し登校、
外泊をした上で退院が決まる。
今は11月
ゴールまであと一息だ

そんな中、
共感でき、一緒に退院できたら
いいねと話していた同じ症状の男の子が
外泊から病院へ戻ってこれなくなった。
前回も予定時間をオーバーし、
深夜前に病院へ戻ってきたらしく

毎日、
まだ戻らないと心配する
困った君

数日経ち、
その子は退院したと
分かった





自宅から
病院へ
戻ってくる事が
できなかったのだ



まさかの出来事に、
呆然とし、
泣き出す困った君。
立ち直ることが出来ない





この事件をきっかけに、
困った君の治療への意欲が
完全に折れてしまった



部屋から出たくない、、
毎日参加出来ていた院内学級にも
全く身が入らず。
再び、退院を強く訴えてきた

3ヶ月経ち、
自分は良くなってるし、
充分に満足してる。
これ以上、入院する意味はない

あと一歩のところで、
止めてしまうの??
ゴールはすぐなのに、
離脱???
ここまで頑張ってきたのに。。

週末の外出では教会のイベントに
参加し、夕方には病院へ帰る予定だった。
渋りながらも、
夕方前に自宅を出発

高速道路で
病院へ。。。
長くなってきたので、
続きは後日。。。