濃い方がいい
って、男性の顔の好みの話じゃないですよ。
人生の話。
私には学生時代からの親友達にさえ話せない話ができる、
日本人の友人がこの韓国に一人だけいるんですが、
その彼女が先日、結婚生活において深く悩んでいました。
冷静沈着、努力家、賢明な彼女が目が腫れる程泣き続けてしまう程、
悔しく、やるせない出来事がありました。
私も同じような経験してるので、
彼女の悔しさ、やるせなさが手に取るように分かり、辛かった
私にできることと言えば彼女の話を聞き、共感することぐらいなので、
その日は彼女の思いをずっと聞いてました。
そして別れ際に、こんな会話をした。
彼女:eunhyeさんは、なんでこんな生活を私がしないといけないの?と思ったり、
韓国に来たこと後悔したことある?
私:もちろん、あるよ~。
新婚ホヤホヤでない限り、誰でも一度は思う瞬間あるんじゃない?
彼女:日本人と結婚して日本で生活してたら、しないで済んだ苦労なのに、
わざわざ韓国人と結婚して、なんで私は苦労してるんだろうって思う
私:まぁ、確かに。。。
結婚って、日本人同士でも育った環境の違いで難しいのに、
国際結婚だと、個人的な違いプラス文化や社会の違いも関係するからね。
彼女:eunhyeさんは日本に帰りること、考えたことないの
私:私も日本の方がいいって思うことあるけど、
現実的に日本語話せない夫を連れて帰っても、また違う苦労があるでしょ。
それに、ここでの生活も満更悪くも無いって思いもあるんだよね。
現在の私、以前よりかなりポジティブになってます。
今も韓国(韓国人)のマナーやエチケットがないところ、
物事を客観的に見れないところ、いい加減すぎるところは嫌気が差すけれど、
私自身の生活を考えた時、満更悪くもないって思えるようになりました
なぜそう思えるようになったかと言うと、
日韓結婚して韓国に来たからこそできた経験もあるって思うから。
例えば、私にとっては彼女に出会ったこともそうだし、
日本に居た頃の私から想像できない畑違いの仕事を自分でする経験もできたし、
ずっと東京に住んでいたら出会うことなかったであろう地域の方とも出会えたし。
この国に対する不満やストレスを感じることによって、
自分の生まれた国の素晴らしさを認識できるようになったと思う。
また反対に、外に出ることで日本(日本人)の問題点もわかるようになった。
あと、両親に対する思いも、ずっと深くなった気がします。
特に、父親に対する尊敬の念がとても強くなりました。
ここでの苦労と引き換えに、お金で買えないものを手に入れたと思います。
自分に結構、ピンチを乗り切る底力があることにも気付いたしね
それに、
こんなこと言うとただの“強がり”に聞こえるかもしれないけど、
日本に居たらしなくてよい苦労
日本ではできなかった苦労でもあるわけで、
そういう視点で考えれば、私、いろんな経験してるなって思うわけです。
感覚的に、私の人生はなかなか濃いな~って。
私の考え方が特殊なのかもしれないけど、
苦労はないけど平坦で単調な薄い人生を過ごす位なら、
一度きりの人生、苦労はあっても濃い方がいい
だって、
苦労を乗り越えた後には、ちゃんと乗り越えた喜びがあるし、
仮に結果に喜びが待っていなくても、
苦労したその経験は、次の何かにきっと役立つハズだから。
人生に無駄なものは何も無い。
考えること、感じることが多い人生って幸せでしょ?
そんな人生観を持った、韓国生活5年目の私。