最近、私がとても懐かしいもの。
それは、日本の『察する』という文化。
日本では、一から十まで言わなくても、
三くらい言えば、何を言いたいのか、何を望んでいるのか、
察してくれますよね。
でも外国にいると、それはほとんど期待できなくて、
日本にいる時の日本人のままでは、外国では暮らしにくいんです。
当たり前のことなんですが・・・![]()
日本人らしくなく、やっとの思いで一から七まで言ったとしても、
残りの三も察してくれない![]()
もちろん、遠まわしに十を言ってもダメ!
先日もそんなことがあって、グッタリしてしまった。
日本人が自分の胸の内をハッキリ言うのには、
かなりの精神力が必要なんだと身もって知りました。
言ってはいけない事を言っているような罪悪感というか、
何とも言えない苦い思いです。
別に悪いことをしている訳でもないのに・・。
せめて七まで言ったら、残りを察してくれたらなぁ・・と思うけど、
それは、私の過ぎた願いなのでしょう。
韓国(だけじゃないけど)のように、
思った事、感じた事を言葉や行動に表すことも大切。
特に家族や恋人に対する愛情表現はストレートで、
『すごいな。。』と、感心させられる。
でも、言葉が全て、行動が全てのような文化の中にいると、
日本の『言わずにひたすら心で思い、願う』という文化が奥ゆかしく、
芯があって、日本人独特の素敵な情緒だと、今まで以上に感じるようになった。
日本という国に生まれて、育って、
知らず知らずに身についている日本的な情緒。
どんなに外国暮らしが長くなっても、忘れたくはないって思う。