服薬始めて二週間後の診察で薬が倍量になった。

スプリセル100mg
これが通常量。
それまでの50mgだった二週間が嘘みたいな副作用の嵐。
だるさで起き上がれないこともしばしば。
初期からある胃痛は相変わらずで胃薬が手放せない。
加えて頭痛も酷く鎮痛剤も手放せない。
頻尿、便秘、全身の痛み、髪の色素が落ちてきたり、肌荒れ、湿疹。
他にも副作用なのかわかんないくらい毎日色々出てくるから飽きない。
飽きないけどツライ。
胃の痛みと気持ち悪さでとにかく食べられない。
食べられないから余計に胃が痛くなる。
そしてさらに食べられないの悪循環。

身体のしんどさと病気の恐怖で毎日泣いてばかりだった。
泣くと余計に頭痛がひどくなる。
起き上がれない。だるい。

もう何度辞めてしまおうと思ったか。

そしてだんだんと自分の病気がどういうものなのかわかってきた。
とりあえず薬を飲んでる、飲める限りはほぼ死なない。
逆に言えば飲めなきゃ死ぬ。
だから先生がどんなに副作用が出ても減薬したとしてもとにかく飲み続けて。
飲めなきゃ命に関わるって最初に言ってたんだなって思い出した。

現在の医学状況では治らない。
だから基本的には死ぬまで飲む必要がある。
だから飲めば死なない安心感と同時にあんな高額な薬を死ぬまで飲まないといけないことが不安でしょうがない。
働けなくなったらどうなるんだろう?って。
医療は日々進歩していて最近では休薬する道も出てきたようだ。
休薬して再発せず完治を告げられた人もいる。
だから先はわからないぞ!と前向きに考えることにした。
とにかく私は多分死なない。
おばあちゃんになれる。