塞翁の壮烈 | undulation

塞翁の壮烈

内田康夫「斎王の葬列」を読む。


大好きな浅見光彦シリーズです。

400頁ちょっとの本なのに、100頁を超えるまで、主人公の浅見光彦が出てきません。

浅見の「あ」の字すら出てこないのです。

本当に浅見光彦シリーズなのか心配になって、

後ろの方の頁を先読みしてしまったくらいです。

雪江未亡人も出てこないのもビックリしました。

それでもいつも通り興味深く最後まで読めました。


斎王とは何ぞや?と疑問に思った方は是非ご一読を。

「さいおう」と入力しても、塞翁としか変換されません。

それぐらい馴染みのない言葉なのですが、日本の歴史上の言葉です。

塞翁は中国の言葉なのにね。


物語のキーとなる男女の別れた理由は、

2時間ドラマ系ミステリーの定番中の定番です。

やっぱり・・・とガッカリする反面、

当たった!と心の中でガッツポーズする自分が嫌いです。


今最大の悩みは浅見光彦倶楽部に入会するかどうかです。