こんにちは。

幼児・小学生向け体育の専門家・しょうたろう先生です。


今日は姿勢保持力アップのための運動を紹介致します。


まず、『姿勢保持力』の説明。

姿勢保持力とは、体の姿勢をキープする力の事です。

そのままですけど・・・。

詳しくは『姿勢保持 姿勢保持力 』などで検索して下さい。


イスに座って勉強や食事の時、気を付けや体育座りの時、

『ぐにゃっ』とした姿勢の子をみけけませんか?

特に発達に何らかの障害を持つお子さんに多く見られます。

あれは姿勢を保持する力が足りないことが原因の一つなんです。

他にも原因(感覚統合・ボディイメージ力の問題など)はありますがそれはまた後日。


そこで姿勢を保持するための運動遊びを紹介。


これ。


Z、ゼットです。


これをどう使ってトレーニングするかと言うと・・・・



こういう事。

『Zマン』になってる!



アルファベットの形をマネして姿勢を保持するのです。

人文字ですね。なんか昔、組み体操で見たことある気がする。

馴染みがあり、イメージしやすい!!


まずは紙に書いた『Z』の文字を見せイメージさせます。


立ち膝姿勢から(この時点から背中を伸ばすように)



両手を前に出してからキョンシーポーズ

上半身と太ももを斜めにZ。

この姿勢を保つのに体の中心部、主に腹筋が辛いはずです。

『Z』の形ですから、クニャリとせずに背中も伸ばさなければなりません。

さらに太ももの前(大体四頭筋)も姿勢保持のために緊張します。

という事は下半身のシェイプアップ効果がある!!

お母さんも今すぐやるべし!!


皆さん、まずは15秒『Zマン姿勢』をキープを目指してみましょう。

一気に体の芯が熱くなるはずです。


イスに座る、気を付け、正座、体育座りなどの姿勢を保持するためには胴体(いわゆる体幹)の筋力や持久力が必要です。

しかしながら、『ぐにゃっとした姿勢』になってしまうなど、姿勢を保持するのに必要な筋力が弱い、あるいは、筋肉を上手に使えない(意識できない)子が多くおります。


この姿勢保持力は体幹の力をつけることで改善されていきます。

しかし、子どもに『体幹(腹筋・背筋など)を意識させながら筋力をつける』こと、つまり体幹トレーニングはとても難しいのです。※そもそも姿勢を保持できないのですから・・・。


自分の体をイメージできない、体の部位を意識出来ないお子さんの場合は『遊び感覚』でイメージしながら楽しく姿勢を保つ、バランスを保つ運動遊びを行うことが効果的です!


この運動、私はもちろん息子(7歳)、妻(3?歳)、実母(6?歳)も実践済み。

普段は体幹トレーニングをしないのですがこれなら、お腹や背中を意識できると言っておりました。

それから私が運動指導させてもらっている児童デイサービスさんのお子さんも実践済み。

運動後、お腹、背中をしっかりと伸ばした姿勢を意識的にするようになり、気を付け姿勢や座位姿勢が少し改善されました!!効果大!!です。

ビフォーアフターをお見せできないのが残念ですが、今後も継続していきます。



さあ、あなたは何秒『Zマン』になれる??


ぜひ、お試しあれ!!


『Zマン』になって綺麗で正しい姿勢を身につけよう!!





おまけ

『Zマン』姿勢の元となった運動があるとか。

『一般社団法人 子ども運動指導技能協会』フェイスブックページ

↑こちらのFBページ、大変参考になります。


さようなら~。