算数の文章問題が解けない・・・。
鉄棒で逆上がりが出来ない・・・。
漢字が覚えられない・・・。
etc・・・
そんな場面で
『あんた〇〇苦手なんだからもっと頑張りなさい』
と子どもに投げつけておりませんか?
この一言、子どもに『苦手意識の芽』を大人が植えつけているようなものです。
これじゃ『やる気の芽』が萎れちゃう。最上級に言ってはいけない言葉です。
私は普段『運動の苦手な子』に体育を教えていますがこの一言は一回も言ったことありません。
(あたり前ですが・・・)
多くの場合は『苦手』なのではなく・・・
『身体の動かし方がわからない』
身体が『どう動いているのかがイメージ出来ない』だけなんですね。
つまり、『苦手』ではなく、まだ動かし方を覚えていないだけ。
ただこれだけなんですね。
例えば逆上がりが出来ないのであれば、必要な腕の力をつける運動をしたり、逆さまになる感覚を養ったりと部分的に出来るように練習します。
算数の文章問題に関してもの解き方がわからないだけ。
文章そのものの意味を理解出来ない(イメージ出来ていないだけ・・・)なんてこともあるかもしれませんね。なので解けない問題を一回やめて、もっと簡単な問題でトライしてみるといいのかも・・・。
『苦手』と決めつける前に・・・
その子に合ったペースで理解できる方法や伝え方を考えましょうよ!!
わざわざ、難しい事に挑戦させ続け、やる気を失い『苦手意識』を持つくらいならクリアできるレベルまで下げ、少しずつ自信をつけていった方がよい。
出来ることを繰り返して、少しずつ、目標の問題(技)に見通しを持たせて、やる気を維持させる方が良いとは思いませんでしょうか。
そのためには今、何が理解出来ていて、何が出来ないのかなど現状を知る必要があります。冷静さも必要ですね。
『あんた〇〇が苦手なんだから』と親が子を否定する裏には、きっと上手く教えられない、伝わらない
というヤキモキした感情があると思います。
教える側は冷静になり、今、出来る事、理解が出来る事をお子さんにさせてあげて下さいね。
おまけの一枚!
おしまいっ!