こんにちは。今年もあと少し!!!


ちょいと気になる記事を見つけました。


小学校4年生の息子さんをお持ちのお母さんのお悩み

(読売新聞掲載記事)


『運動が苦手な息子がミニバスケットボールを始めたが、競争心、向上心がなくイライラする』らしいですね。

この様な悩みを抱える親御さん、よくいますね~。


ボクはこう答える!!

子どもが『運動が苦手な子が初めて自分からやりたい』と言って始めた事。それはその子の成長。挑戦です。新たな道を切り開こうとしています。まずその一歩を認めてあげて欲しいと願います。

息子さんが挑戦している事は一人で走るマラソンではなく、チームスポーツです。

スポーツは競争心・向上心だけを養うものではなく、長い人生の糧となる貴重な経験が得られます。

そこから得るのは『人とのつながり』や『ルールに則る姿勢』です。

チームメートとの触れ合いの中でいつかきっと協力し合う心や勝ち負けの喜びや悔しさを味わうでしょう。

運が良ければ、苦楽を共に分かち合える良き友との出会いに巡り合えるかもしれません。

スポーツで得るルールに則る姿勢は『社会のマナーを守る』基礎を作ります。

これらはすべて、親御さんの元を離れ社会人になった時にかけがえのない財産になると思います。

目先の結果にこだわらず、今後の将来の財産になると考え、長い目で見守ってあげましょう。

他の子と比べてしまい、心配になる気持ちは察しますが、あなたの過去をどう振り返ってもあなたとお子さんは親子であれ、違う人間です。全て親御さんの思いのままに成長するとは限りません。

あなたの過去やあなたのお母様がどうであったのかではなく、自分の期待に応える子に育ってほしいのか?それともお子さんが自分自身で道を切り開く子になってほしいのかをもう一度ゆっくり考えて見て下さい。

こんな感じでしょうかね。


ボクも長くスポーツ(野球)をしてきましたが、結局そこで得た事は、競争心や向上心だけではなく、共に協力し合う事や喜びや悔しさを分かち合う経験でした。※今だからそう思うのですが・・・。


左の大学教授さんの仰るとおり、無事に産まれて元気に育ってくれているだけでそれだけで十分。とは思うものの、しかし親の要求が高まる。ボクも3人の親なので分かる気がします。


『這えば立て、立てば歩めの親心』ということわざがありますが、『子どもは親のコピーではない』のです。

なかなか親の思い通りに育っていない。と悩む気持ちも分かるのですが、『親の欲目』と『期待』で子どもを支配することは、自分で道を切り開く、生きる力を身につけることができないのかなと思います。


子どもを他人と比べたり、『上手く出来る、出来ない』という目に見える結果にこだわらず、仲間と楽しく、一生懸命頑張っていいる姿があるのならそれを認めてあげ欲しい!!と心から願います!!


ちょっと難しい話でしたが、気になる新聞記事を発見しましたのでボクなりの考えを述べてみました。

(意見には個人差がありますのでご了承ください。)

この記事を書いている時になんだか前にも似たような事書いているな??と思ったら、そういえば、過去にこんな記事を書いていた!!


ぜひ、ご覧下さい。

『足の遅いキミ』最終回~足の遅い子を持つ方へ~



おしまい。