去る、6月13日未明、私の恩師である先生が亡くなりました。

私が専門学校を卒業した後、就職した体育教室事務所の所長さんです。

昨日は告別式に参列してきました。



とても温厚で温かい方でした。

就職当初、なかなか自信が持てず、困っている私に

『頑張れ!!』

『考えすぎるな!!』

といつも優しく励まして下さった事を思い出します。


そして、ユーモアのある方で会うたびに

『背、伸びたか??』

『いえ、もう上には伸びません。』

『横に伸ばせ!!』

と訳の分からない会話を今でも思い出します。



けなしているのか、褒めてくれているのか、分からない事もあったのですが、

私達講師をいつも温かく見って頂きいつも優しく励まし、応援してくれました。



私は5年間、その体育教室の委任講師を務め

その後、幼稚園に就職しましたが、

私の就職を心から応援して下さり、

時折、園に様子を身に来てくださいました。



その後、幼稚園を退職後や、末っ子ノン君がダウン症児で生まれたという報告をした時も、

『人生、色々な事がある、なんとかなる、頑張れ』と励ましてくれました。



私の体育指導者としての原点は所長にあります。



決して人を怒鳴ったり、頭ごなしに怒らない所、

ご家族想いな所、

人の良い点を見つけ、励ます姿、

その優しさと人柄に触れ、自分も体育指導者として成長する事が出来ました。



長い間、癌との戦いがありました。

正直、その痛みや辛さ、

奥様や娘さんのご心労は私には計り知れません。

残念・・・という言葉では全く言い表せません。



今は所長に感謝の気持ちでいっぱいです。



所長、お疲れさまでした。

そして今までありがとうございました。

心より、ご冥福をお祈り申し上げます。