夕方から市内某温水プールにて水泳の個人レッスンを行いました。

 

対象は水が苦手な小学1年生。

 

 

『水が苦手』という事なので、水慣れからスタート

 

 

水が嫌いな理由は

 

 

『鼻に水が入るのが痛くて嫌だから』らしいです。

 

 

顔に水を付ける時に鼻で息を吸わなければ

 

 

痛い思いをする事はないのですが、

 

 

すでに『怖い』という気持ちを持ってしまった子には、

 

 

その理屈と方法を伝えてもなかなかすぐには出来ません。

 

 

凄く小さい子だと、先入観を持たず、まさに『体で覚える』

 

要領で条件反射的に鼻の息をとめる、

もしくは鼻から息を吐きながら潜る様になるのですが。

 

個人でやる場合、特に水泳だと『好き・得意』な子よりも、

 

 

『嫌い・苦手』で、小学生ぐらいのレッスンをする比率がとても大きいです。

 

 

そこで、どのように克服するのか?を生徒さんと一緒に体験を重ねていく事になります。

 

 

進め方として、『スパルタ方式』or『その子のペースを重視した指導』

 

 

どちらかが正しい、という答えはないが、

 

 

私の指導は後者の方です。

 

 

※もし、そのやり方が納得できない保護者であるのなら、

 

私はレッスンを引き受けないと思います。

 

まずは、水を好きになってもらうのを大前提とした指導をします。

 

 

その子自身が『あ、そうかじゃあちょっとやってみる』

 

『今、少し出来た!!』、『じゃあ次の目標はこれだよ』

『ンー、出来ない』、『じゃあこうしてみたらどう?』

『それなら出来る。』『じゃあ、さっきのやってみよう』

 

という事を繰り返しながら、納得しながら小さな目標を

 

 

時間をかけてクリアしていく。

 

 

テレビゲームや携帯ゲーム機では味わえない、リアルな達成感です。

 

 

確かに『スパルタ・強引作戦』で指導した方が

 

 

早く潜れて、泳げるようになるかも知れません。

 

※その方が伸びる子もいますがね。年齢的やその子の状態によります。

 

が、すでに水が嫌いな子に対しては、

 

 

時間をかけてでも本人が納得し、

 

 

少しの進歩を味わいながら出来る様になっていく

 

 

その小さな進歩を味合う事で、

 

 

『嫌い』が嫌いじゃなくなり、

 

 

『出来ない』が出来る様に変心すると思います。

 

 

 

その方が他の事にも自身が付くと思うのです。

 

 

 

一つずつ課題を乗り越える。乗り越える楽しさを味わう。

 

 

他の事にも挑戦する勇気がでる。

 

 

自分で目標を立てる事が出来るようになる。

 

 

『たかだか水慣れなんだけど、それが大きな自信になる。』

 

 

そういう指導の進め方もあっていいと思うのですが、

 

 

甘いでしょうか?

 

 

結局、一回目50分間のレッスンでは、

 

 

楽しく入水する事ができました。

 

(指導者も反応の良さが嬉しかったです)

 

一瞬ですが、顔をぺちゃっと水に付けれる様になりました。

 

 

楽しく、水に慣れ始めています。』という段階です。

 

 

 

東日本大震災から1年、

 

 

 

大津波でたくさんの方が犠牲者になってしましました。

 

 

水は本当に恐ろしい。(自然災害は恐ろしい)

 

 

しかし、しかし水の楽しみ方もあります。

 

(人工的なプール、海や川含め)

 

 

私はこの水泳レッスンを通して

 

 

恐ろしさよりも楽しさを体験してもらいたい。

 

 

そう願います。

 

 

明日は、元同僚が指導している

 

 

某体育施設での体育教室の見学?

 

 

視察?下見?に行ってきます。

 

 

新たな発見・気付きがたくさんあると思います。