私も含めて、

多くの人は、見た目に

いろいろな思いを左右されます。

だからこそ、

そこに多種多様なビジネスが存在するのです。



朝、目覚めて、

自分の顔に異変があった時、

大きなショックを受けます。


元々、肌は、一色ではなく、

まだらになっています。

それを統一の色にするのが、

お化粧です。

まず、顔の色を統一して、

それから、アイシャドウやほほ紅等で

陰影をつけていきます。


メイクと言うのは、

嘘をつくという意味も含まれています。


マイケル・ジャクソンが、

自分の皮膚の色がだんだん抜けて、

まだらになっているを

見つけた時、

大きなショックを受けたでしょう。


すでに、彼の手に表れていた症状が、

一番、目立つ顔にでてきたのです。


今でこそ、私も、

ノーメークですが、

厚化粧の時がありました。


吹き出物ができると、

ファンデーションを塗り倒して、

夜寝る前まで、取りませんでした。

醜い自分の顔を確認するのが、

いやだったからです。

外に出るのも控えて、

できるだけ、家の中にいました。

人にも、会いたくありませんでした。


まだ、全部が白くなるのだったらいいのですが、

元々、皮膚自体が統一していませんから、

それは、無理です。

厚化粧で隠すしか方法はないのです。


また、彼は、非常に清潔好きであったのでしょう。

ひげが伸びている姿を

一度もみたことがありません。


私たち一般市民でさえそうなのですから、

マイケルのような超がつくスターであれば、

それは、尚更でしょう。


私、個人的には、

褐色の肌を持つマイケルの方が

好きでした。

どうしようもないことですが。


さらに、彼にとって、

不幸が続きます。

ペプシのCM中の頭部への大やけどです。


これは、本当にシリアス・トラブルでした。

皮膚移植が必要なほどです。


確かに、彼の頭部は、

顔との境界線が不自然です。

皮膚移植によるものか、

私には、わかりませんが、

一つだけ確かなことは、

この病気で、マイケルが痛み止めを

離せなくなったと言うことです。


本当の意味で、

かれは、光と影を背負った人でした。


続きは、次回に。