【相棒】を観なくなって、久しい。

年末スペシャルも、観なかった。


一応、及川光博になってから、

3回観たが、

どうしても、受け入れ難く、

それ以来、観るのをやめてしまった。


理由は、簡単で、

主役の水谷豊と及川光博が

サイズの合わない服を着ているのを

観るのがつらかったから。


サイズの合わない服を着て、

窮屈な演技をするのは、

1人でいい。

主役の両方がそのような演技では、

観る方に、負担がかかる。


水谷豊も及川光博も

特徴のある声としゃべり方である。

特に、及川光博は、

まず、ボイストレーニングから

しなおしてほしい。

声が詰まっているし、

棒読みだし、

プロの俳優ではない。


若いころのように、

容姿で売るのは、きつくなっている彼は、

太ってしまい、

顔もむくみ、

その分、目も細くなった。

それであれば、演技に力をいれてほしい。


寺脇康文は、さすがに舞台出身だけあって、

演技はうまい。

亀山薫というサイズの合った洋服を

きちんと着こなしていた。


他のメンバーもしかりである。

鑑識の米沢守

捜査一課の伊丹刑事

「暇か?」課長

サイズの合った洋服を

身につけるだけの、

演技力があった。


サイズが合っていても、

それを着こなせるとは、限らない。

それなりの力が必要になるし、

ましてや、サイズが合わなければ、

相当の努力を要する。


だから、水谷豊を安心して観ていられたのだ。

脇がしっかりしていることが、

肝要である。


また、寺脇康文とは、

いわゆる、凸凹コンビであることに、

面白みがあった。

その典型が、身長差である。

まるで、巨人阪神か、ナイナイの二人のように、

  チビとノッポ、

  アホと賢こ

という図である。


だからと言って、

前に戻せと言うのでない。

新しい形は、新しい形でいい。

私もそこまで、意固地ではない。

しかし、窮屈な洋服を着せるのは、

やめてほしい。


では、相棒として、

誰がいいか、という問題になる。


阿部寛、大沢たかお、

江口洋介、唐沢敏明、

沢村一樹、竹之内豊、

(一応、50音順)、

彼らは、主役クラスである。

少なくとも、及川光博よりは、

演技力は、ある。

その分、水谷豊よりも

目立ってしまう可能性も出てくる。

視聴率は、取れるだろう。


いっそのこと、水谷豊と同じキャラの

船越栄一郎あたりだと、

ムチャクチャで、おもしろいかもしれない。

そうであれば、観ると思う。


あるいは、若返りと意外性と言うことで、

タッキーや

小池徹平

は、どや。



個人的には、

北村一輝を押したいところ。

横山やすしを演じる彼を観て、

私は、横山やすしが生き返ったのでは、

とさえ思ったほどだ。

北村一輝であれば、

洋服に自分の体を合わせることが、できる。


ところで、相棒から学んだことは、何かと言うと、

日本でも、

エルキュール・ポアロや

シャーロック・ホームズのような

ドラマを観たい人が多いということだ。


頭脳派であり、そして、

ポアロには、ヘイスティングが、

ホームズには、ワトソン君という

相棒が必要だということだ。


それが、水谷豊である必要はないと

私は、思う。

水谷豊は、好きだ。

ただ、彼には、彼にしかできない役があるはずで、

杉下右京と言う役柄があっていないということなのだ。



どちらかと言えば、

ポアロの方が、好ましい。

イギリスに暮らすベルギー人で、

「灰色の細胞」という言葉を好み、

チビで、口髭にこだわりがあり、

整理整頓を心がけている。

気障で、それが似合っていない。

時々、嫌味なフランス語が出る。

それらが、ユーモラスで、

笑いを誘う。


ホームズは、神経質なだけという感じで、

重たい。


そろそろ、相棒も終わりにして、

違う形で、

ホームズやポアロのようなドラマを

作ってほしい。