「人の不幸は、蜜の味」と言うが、
まさしく、この事件は、そういう内容である。
また、この事件の面白さは、
「キツネとタヌキのばかし合い」だと言える
お酒で失敗した人として思い出すのは、
元財務大臣の中川昭一氏である。
(ちなみに、亡くなった人には、「氏」をつける。)
あのローマの会見での酩酊ぶりを観て
一番、ショックだったのは、
ご本尊さんではないだろうか。
また、あの映像を観た「のんべぇ」の人も、
「自分もあんな風なのか。」と衝撃だったらしい。
結局、大臣を辞任し、
選挙にも落ち、
原因不明で亡くなってしまった。
にもかかわらず、
中川昭一氏は、「お酒をやめる」とは言わなかった。
三宅久之に大衆の面前でやめるように言われて
やっと、「酒を断つ」と話した。
youtubeで「中川昭一 妻」で
検索すると観ることができる。
市川海老蔵もかなり酒癖が悪いと言われる。
父、「団十郎」が
「服がボロボロになって、帰ってきたこともある」
と話していたこともあるくらいである。
素面(しらふ)の時に、
海老蔵が酔っている自分の姿を観ても、
結果は変わらないかもしれないが、
それでも、ビデオに取って
ご本尊さんにみせるべきであろう。
それができるのは、
ただ一人、父であり、師匠である
市川団十郎である。
何しろ、
「服がボロボロになって、帰ってきたこともある」
と話していたこともあるくらいである。
自分の息子が、このままではいけないことが
わかるだろう。
犯人が出頭してきて、
ここで、新しい章が始まる。
まだ、役者はそろっていない。
高木繁と言う医師が、
相手側の症状を話し出した。
医師がそんなことを話していいのか、
と疑問を抱く。
いわくありの医師らしいが、
それは、誰かに教えてもらわなくても、
彼の発言だけでわかる。
彼がどのような役割を果たしているのか、
これからわかるだろう。
両方が、必死である。
どちらが、役者として、
上手なのか、
私たちは、ゆっくり観ていくだけである。