私たちの「ひきこもり」のホームページを見て、
一人の女性が、事務所にやってきました。
事務局長が電話に出て、
話したところ、
事務所に来ることになったそうです。
それから、ほぼ、毎日、事務所通いです。
一目見て、
「ヤマイダレ」の人とわかりました。
彼女は、「社会不安障害」だそうです。
表情にも、覇気がありませんし、
声も小さいです。
実は、システム関係の仕事をしている人で、
このようなタイプの人は、多いのです。
無表情で、返事も、限定されていて、
無機質な感じがします。
別の男性は、
現在22歳ですが、
10年クラスの頑固な「ひきこもり」です。
下の部屋では、
祖母がマージャンゲームを
2階の部屋では、
本人がゲームです。
母親は、パチンコ三昧です。
父親は蒸発して、いません。
祖母も母親も
ちょっと雰囲気が違います。
「あの子、どうするつもりやろ。」
と、ひとごと、です。
本人も、あまり、危機感は、覚えていないようです。
まだ、若いし、
生活にも、貧窮していません。
80歳になる祖母が亡くなったときに、
実感するかもしれません。
とは言っても、最近は、長生きです。
まだまだ、よくしゃべりますし、
きちんと歩いています。
元気いっぱいです。
先日も、この一家に、
コテンパンに傷つけられました。
虚しい気持ちいっぱいで、
この家を後にしました。
別の会の方の奮闘記にも、
同じように虚しい思いの記事が書かれています。
http://www.himawarinokai.com/himawari/spot/saport1.htm
日本には、100万人以上の「ひきこもり」がいるそうです。
イタリアでは、そのまま「hikikomori」という言葉が
使われていると言います。
彼らの全員が、生活保護対象者になれば、
大変なことになります。
そう考えて、政府も「子ども・若者育成支援推進法」を
成立しました。
親御さんが負担できる間は、
やはり、負担していただきたいと考えています。
できるだけ、人さまに迷惑をかけない、
そう考えて、昔は、生活保護をもらうのを、
躊躇していました。
「ひきこもり」の問題は、非常に困難で、
厳しい道のりです。
支援する私たちも傷つくことが
たびたびです。
どこまで、できるのか、
落ち込むことも多いです。