最近は、ドキュメンタリーをよく観ます。
Truthは、わかりませんが、
Factは、きちんと歴史に残っています。
【ソフィーの選択】を観てから、
ホロコースに関する映像を
DVDやYouTubeで観ています。
やはり、ドキュメントと言えば、
NHKかBBCが制作した作品になってしまいます。
BBCが制作した【アウシュビッツ】「Final Solution」という作品が
NHKで放送されたようです。
私自身は、DVDで借りて観たのですが、
BBCが制作した作品に対して一部、割愛しているようです。
YouTubeでは、BBC版だけですので、
比べてみると、よくわかります。
ガス室で亡くなった方たちは、
私は、そんな苦しみもなく、亡くなったと思っていました。
けれど、それは、私の大きな間違いであり、
彼らは、もがき苦しみながら、
死んでいきました。
このDVDを観て、初めて知りました。
YouTubeで「Holocaust」という単語で、
検索をかけるとひどい映像が映し出されます。
集団心理の醜さが、
地獄絵巻となって、
目の前に現れてきます。
以前、外国人ハウスに住んでいた時に、
一度だけ、ユダヤ教のラビと会いました。
確かに、異様な印象を受けました。
独特のひげを伸ばし、
背の高い帽子をかぶって、
黒装束でした。
ナチスの中でも、
ラインハルト・ハイドリヒ
という人物に、興味を持つ人も多いことも知りました。
こちらも、YouTubeで
「Reinhard Heydrich」
で検索してもらうと、わかるのですが、
上品な容貌をしています。
彼が、”金髪の野獣”や”第三帝国の首切り役人”
と呼ばれて、恐れていた人物とは、見えません。
実質的に、「最終解決」と称して
ユダヤ人の根絶を計推進した人物です。
ラインハルト・ハイドリヒの映像を見ていると、
イギリスのチャールズ皇太子や
【風と共に去りぬ】のアシュレイという風情です。
多分、彼が多くの人の興味をひくのは、
この彼の容姿と彼の心の在り方の
大きな格差が理由となっています。
たとえば、
ドラエモンを見ていると、
非常に、わかりやすいのですが、
のび太、は、いじめられっこ
ジャイアン、は、いじめっこ
スネ夫、は、太鼓持ち
見た目と役割が一致しています。
私たちは、こういう対照には、非常に安心感を抱きます。
これが、もし、次のような設定であった場合、
どうでしょう。
のび太、は、いじめられっこの振りをしながら、ジャイアンを操っている
ジャイアン、は、いじめっこ役を、のび太に強要されて演じている
スネ夫、は、ジャイアントとのび太に気を遣いながら、太鼓持ちをしている
のび太は、常に自分が被害者になるように位置づけながら、
ジャイアンを加害者にしたてて、
悪いことをさせている。
そして、いいところだけを、のび太が、持っていく。
これは、見た目と合いません。
そこには、戸惑いが生まれます。
ラインハルト・ハイドリヒも、また、
そのギャップがあるからこそ、
違和感とともに、ある意味、魅力があったのかもしれません。
マンガの世界、
特に子供向きは、わかりやすい設定が受けます。
けれど、実際、私たちが住んでいる世界は、
そんな風にわかりやすくできているわけでは、
ありません。
ラインハルト・ハイドリヒは、
暗殺されてました。
早かれ遅かれ、処刑される立場の人でした。
金髪碧眼で、さらに長身、
ヴァイオリンを弾くことが、趣味で、
頭が切れる男。
家族を大事にして、特に子供をかわいがっていました。
さらに、何分かの1は、ユダヤの血が流れていると
噂されていました。
その噂の真偽は、わかりませんが、
彼の心にどのような影響を与えたのか、
それは、小さくなかったと思います。