昨年、ネット詐欺にあい、
刑事的には被害届を、民事的には裁判を起こしました。
被害届はともかくとして、
裁判を起こすには、訴状を書く必要があります。
本当は、司法書士か弁護士に依頼するのがいいのですが、
また、費用がかかってしまいます。
被害者の会のようなサイトがあり、まず、法務局に行って必要な書類をもらってくることなどを
教えてもらいました。
そうして、いろいろと証拠をそろえて、
簡易裁判所に出向きました。
裁判所の人が丁寧に書き方を教えてくれました。
最初は、いろいろとわからないことだらけで、
持ち帰って被害者の会の人たちに相談してみることにしました。
結局のところ、
私は相手が会社、組織ということで、
その会社の代表者を訴えることにしました。
しかし、あくまでも、会社の代表者にすぎません。
相手が法人だと倒産してしまえば、
債権は、消滅してしまいます。
個人相手であれば、相手が仮に亡くなったとしても、
その遺族に請求ができることも知りました。
わかっている人は、その社長に保証人の書類を書かせていたらしいです。
訴状を書いて、再度、簡易裁判所に足を運びました。
その時に、年配の女性に出会いました。
以前のブログから読んでくれている人は、
わかってくださると思いますが、
私は、年配の女性にとても、受けがいいのです。
彼女は、杖をついて、すでに、腰は大きく曲がっていました。
昔の日本女性らしく、背も小さく、
さらに小さく見えます。
病人を二人も抱えて、リフォーム詐欺に合ったということです。
そこで、彼女といろいろと話をしました。
1時間ばかり裁判所の廊下のいすに座って、
話をして、最後にお互いの電話番号を教え合い、別れました、
私は裁判に勝ちました。
それでも、最初の裁判は、相手の住所が不明と言うことで
呼び出し状が裁判所に返ってきたために、
相手の住所を調べて、裁判所に連絡するように言われ、
裁判のしなおしということでした。
まぁ、何とか二回目は裁判が行われ、
相手が裁判所に現れなかったために、
内容を認めたということで、私が勝ったのです。
多くの被害者が、訴状を書き、裁判に勝っています。
しかし、勝ったからと言って、お金が返ってきません。