どうもヒロシです!
先週はFF14のアーリーアクセスが解禁され、ゲームライフを存分にエンジョイしているワタクシですが、次なる楽しみはやはり、11月にようやく発売決定した、ドラクエ3HD2Dリメイクですね。
かつてドット絵で最低限の表現力しかなかったにもかかわらず、奥深いストーリーを我々の想像力を膨らませてプレイするほどの魅力にあふれた作品。このリメイクとあっては心躍らないわけにはいきませんよね。
そんなドラクエですが、ほかのゲームにはない独特の雰囲気を持っていると思っているんですよね。喋らない主人公とドラクエならではのポップな雰囲気は他の作品で出せるものではないと思っていて、それがドラクエの大きな魅力につながっていると思います。
そんなドラクエシリーズですが、実はかなり暗くて悲しいイベントも多く存在していて、先ほど書いた独特のポップな雰囲気があるから何だかんだ成立しているけど、ほかのゲームだったらかなりの鬱イベントなんだろうなと思わせるものも少なくありません。
初代『ドラクエ』で有名なのは、「ドムドーラの町」です。周辺には強力な魔物がうようよしていて、HPもMPもギリギリの状態でやっと辿り着いた町。ホッとしたのもつかの間、宿屋も店も営業していない廃墟。しかも魔物が出現するという絶望感。ドムドーラは魔物に滅ぼされてしまった町だったのです。64KBの容量で描かれたこの深い物語、さすがドラクエですね。
次作『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』では、「ムーンブルク城」の悲劇が描かれています。冒頭で兵士が「ぐふっ」と息を引き取るシーンは、いきなりシリアス。実際にムーンブルク城を訪れると、魂となった人々が無念を口にし、王は「おお くちおしや……」と嘆きます。娘が犬にされるなんて、どれだけの絶望でしょうか。
『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』では、「テドンの村」の演出が衝撃的です。夜に到着すると賑やかで、商店も営業しています。しかし、朝になると白骨死体が転がる廃墟に。自分が死んだことに気付かない村人たちの亡霊が夜の間だけ生活しているという設定、子供の頃にはトラウマ級のショックでした。
また、『ドラクエ3』では旅の途中で父「オルテガ」が魔物に敗れるシーンもあります。親子の再会が果たせず、オルテガが相手を認識できないまま息絶えるなんて、もう涙が止まりません。しかし、ファミコン版のグラフィックが「覆面にパンツ一丁」という点も哀しみをネタにされる一因に。
ファミコン最後のタイトル『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』では、勇者の育った「山奥の村」がピサロに滅ぼされるシーンが印象的です。勇者の幼なじみシンシアが呪文「モシャス」で身代わりとなり命を落とすシーンは、涙なしには語れません。残された「はねぼうし」がさらに切なさを増します。
そして、ピサロもまた愛するエルフの「ロザリー」を失います。彼女が流すルビーの涙を狙った人間に命を奪われ、ピサロは「デスピサロ」へと変貌します。単純な勧善懲悪ではないこのストーリーが、プレイヤーの心に深く残ります。
次回ライブ↓
日付:2024年9月21日(土)
場所:大塚DEEPA
イベント名:UNDHIFEAT presents『"極メロ" vol.7 UNDHIFEAT is BACK』
時間:OPEN 17:30 START 18:00
チケット:前売 3500円 当日 4000円 + 1drink
ACT:UNDHIFEAT/SEVENTH SON/VRAIN/CRIMZON FLARE
チケット予約はコチラから
→http://undhifeat.heavy.jp/live/
ではでは!