小さい頃、夢にうなされることが多かった。

夢の中で、刃物を持った白雪姫に崖まで追い詰められて命乞いしたり、
二股に分かれた道を、一度片方へ入って、また別の日に逆の方へ行ってみたりすることができりした。
(大抵、こういう場合どちらかがハッピーエンド、他方がバッドエンド)
鉄板なところで、空飛んでたのに落ちたり。
家のベランダに出て街を眺めたらゴジラが街を破壊してたり。

思い返してみると、ファンシーな夢が少ないな。
グロテスクな夢は往々にして覚えているのに。

それはさておき、最近、そういう夢を見ない。

帰国前にうなされた仮想就活の夢やら、
友達とただ遊んだりじゃれたりする夢やら、
一歩間違えば現実と混ざってしまいそうな夢ばっかり。
遡ってみると、もう高校生くらいからそんな感じな気がする。

なんでかなーって、考えてたんだけど。

大人になってんの?これ。

私の中のピーターパンいなくなっちゃった系?

グロとかファンシーのジャンル問わず、幼き私が見てた夢は現実じゃ

あ り え な い

(絵)本の虫だった幼き日の私はやれ西欧のお城だの、
ねずみーらんどの王子様だの、色々憧れたってのもあって、
変な乗り物が夢に出てきたり、空飛んだりしちゃったんだと思う。

高校入ってからミステリーとか、文学系に走った。
学部の授業用の本とか、ゼミの本とか読んでも想像力使わないし。
そのまま、現実だから。
現実見てないようで、無意識に見てんのかな。

夢の現実化と関係あるかわかんないけど、
確実に想像力が衰えて、森見さんの作品で頭が追いつかないことが多々ある。
昔の私だったら容易に想像できたのかな、
ちょっと悔しいな。

本、読まなきゃ。
そんな結論に辿りついた。