最近は介護職の世界でもフリーランスで働く人が増えている。施設や事業所に雇われて働くのとは違うやりがいがあるようだ。
まず好きな時間に好きな場所で働けることである。育児や親族の介護と仕事を両立している場合や自分の時間も確保したい人などは空いている曜日だけ働くことが可能である。
またフリーランスだから人間関係は全く無視して良いという訳では決してないが、ひとつの職場で働き続けることは人間関係の構築も必要となってくる。フリーランスになることでワークライフバランスも取りやすく、また人間関係に関するストレスも減り、仕事に対するやりがいへ気持ちを向けることができそうである。
さらに嬉しいのが収入が上がること。施設に勤めていると給料がいきなり上がることはまず難しいが、フリーランスは自分で努力してスキルを上げ、よりスキルを求められる報酬が高い職場を選ぶことで積極的に収入を上げていくことが可能となる。これはモチベーションややりがいにもつながる。
フリーランスになると個人と契約も可能となる。介護保険外の要望にも応えられるのでさらに利用者の求める介護の提供に近づくことができる。自分の許す範囲の時間内を利用者に使えるので時間に追われることなく1対1のゆとりのあるコミュニケーションを取ることも可能。これだと施設で培った経験やスキル、自力で学んで得た知識を活かした思い描いた介護に近づけることができ、やりがいを感じる仕事ができるはずである。
フリーランスは今はエンジニアやデザイナーだけの話ではない。最近は介護職でもフリーランスで働く人が増えている。働き方は、施設と契約するか利用者個人と直接契約するかの2パターンである。
施設と契約する場合は介護専用の求人サービスに相談し、紹介してもらうかマッチングサイトを利用するなどの方法があり、これだと自分の希望する職場を簡単に見つけることができそうだ。
利用者本人と契約する場合は直接ケアマネやソーシャルワーカーから紹介してもらうか、自分で営業をかけるか、SNSで宣伝して契約を取ることも可能である。
そして面白いのが、フリーランスの場合、他の資格、例えば、理美容やネイル、調理師など、介護とは違う資格を持っている場合にも介護と同時にそのスキルを提供することができ、利用者に喜ばれることも。働き方の多様性が認めれられるようになって、それは利用者にとっても有益な場合も増えてきているのかもしれない。
フリーランスになることでメリットは、自分の好きな時間に好きな場所で働けること、また市場価値を自分で上げていくことが可能なので、収入を上げていくことができるところ。さらに人間関係の煩わしさからも解放されるのも嬉しいメリットではないだろうか。
しかしデメリットも考慮するべきである。自分で仕事を見つけてくることは大変なことでそれだけで疲れてしまうこともある。いざ獲得した仕事でもいつ契約を切られるかわからず、収入が安定しないことも多い。また、確定申告も自分でしなくてはならず、手間がかかるところも考慮しておこう。
介護士としてフリーランスで働きたいのであれば、こちらの「フリーランスで働きたい!【介護職編】」も読んでみると今後の参考になるだろう。