南極と超深海の両極地で、実際に自分の手で水中ロボットを潜らせてきた研究者による「実話」をご紹介するブログ。

 

今回は、「高校で海洋開発の授業が始まります!」と、言うお話しです。

 

平成30年度の学習指導要領改訂により、水産高校では2022年4月から新たな教科書による学習が始まります。

 

その1つが「船用機関」と言う教科で、船舶機関系の職種や進学を目指す生徒にとってバイブル的な存在です。

 

 

従来の機関系の教育内容に加えて、海洋業界の変化とニーズを受けて、海洋開発に関する学習内容が追加されました。

 

著作権の関係で中身をお見せできないのが残念ですが、海洋開発の現場で使用される水中ロボットの推進器やドリルリグの運用事例、潜水艇の内部構造など、かなり濃い内容になっています。

↑ こんな感じの写真がいっぱい載っています

 

当研究室でも微力ながら執筆のお手伝いをさせて頂き、本書で学んだ生徒が一人でも多く、海洋産業の現場で活躍することを願っています。