南極と超深海の両極地で、実際に自分の手で水中ロボットを潜らせてきた研究者による「実話」をご紹介するブログ。
今回は、「蔵出し!水中映像ー1」ということで、これまでの海洋調査で撮影された映像をご紹介します。
テレビ業界はこれまでのようにロケに行けず、番組作りに苦慮されているようで、ネット動画を紹介するケースが増えています。
当ブログでも最新の海洋研究の情報をお届けしたいところですが、最近は海洋調査も思うように実施できない日々が続いています。
そこで、当研究室が行ってる海洋研究で撮影された、普段はあまり目にしない映像を不定期でご紹介していこうと思います。
(反響次第ですが・・・)
さて、みなさんがよくテレビで目にする深海映像は、深海に到着した後の映像がほとんどですが、調査機器や水中ロボットが海に入って海底に到着するまでにも、おもしろい映像が撮れることもあります。
今回は、そんな深海調査の途中で偶然撮れた映像2本をご紹介します。
○クラゲの世界
これは富山湾で実験中に撮影された映像で、画面いっぱいにクラゲが映る神秘的な海へと潜っていく様子です。
○イルカとあそぼ
こちらも富山湾での調査時に撮影された映像で、調査装置の周りをイルカの群れが「遊ぼう!」と言ってるかのようにぐるぐる回っていました。
こうした映像は、撮ろうと思ってもなかなか撮れないもので、さらに本来の目的と違う映像だと、お蔵入りして人の目に触れることも少ないので、ちょっと勿体ないですよね。反響良ければまたご紹介しますので、お楽しみに!