勝率からレーティングを算出すると、好不調の変動も見えるようなので、前にもやったように、先手番、後手番を分けてみます。
青色が通常やり方で計算したレーティング、緑色が推定したレーティングです。
先手番の推定レーティングが2400超になってますね。強い相手としかやってない中、先手番はめっぽう強いので、こういう値になるのかもしれません。
この上がり始めのところに、ナベに負けた銀河戦がありますね。この対戦をきっかけに、先手番の研究が進んだのかもしれません。
一方、後手番は1960ぐらいのところにいます。こっちはレーティングのレスポンスの悪さで、レーティングの方がいい値になっているようです。ただ、これでもTopなんですけどねぇ。
真ん中あたりに、後手番レーティングの急上昇ポイントがあります。ここは、ちょうど、2020年の棋聖戦、王位戦のタイトルを戦っているあたりです。なにかきっかけを見つけるとこんな感じで急上昇するのが藤井聡太なのでしょう。
こうやって分析してみると、まだまだ強くなりそうな気がしてきました。
実際のレーティングはそんなに上がらないでしょうけど。。。