第3章~展開6~ | Georgeのゆーとぴあ1

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連載淫猥小説『朝焼けのGeorge』は不定期更新です。
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姉妹ストーリー『Members of Site』ほかは http://blog.livedoor.jp/undertaker2005/ です。

ノックの音で夢から覚めた。
従業員に頼んでおいたのだ。
薫との情事を楽しんだ日、向かいのビルの屋上から見ていた女。
丈二はあの女に見覚えがあった。
「たぶん間違いない。香織とこのネカフェで会った日の女だ」
町外れのラブホテルに向かう途中、コンビニに寄る際にすれ違った女。
つけられていると感じて、咄嗟に振り向いてコンビニに寄ったのだが、
あのとき物陰に隠れた女。
どこから尾行していたのか。
おそらくこのネカフェから。
丈二はそう当たりをつけていた。
香織のすぐ前に入ってきた女だと考えた。
今日はあの日と同じ曜日。香織と約束したのと同じ時間だ。
あの時、あの女が入っていたのが8号室。
丈二は隣の10号室にいた。今日は来るだろうか。
「おそらく来る」
このての予想ははずしたことがなかった。
22時。
「来た」
隣の部屋に人が入る気配。
入室すると同時にマッサージ椅子の駆動音。
パソコンが立ち上げられた。
以前来た時には感じなかったが、壁は薄い。
隣の音は筒抜けのように思えた。
あの日、自分たちの声もそうだったのか?
少し不安になったが、それ程気にもしなかった。
隣の部屋で、何かが始まったようだ。
ゴソゴソと衣服の擦れる音がする。
部屋を仕切る壁は天井近くで隣と繋がっている。テーブルに上れば覗けそうだ。
丈二は靴を脱ぎ、壁際に寄せたテーブルに上った。
音はさらに鮮明になった。
猫がミルクを舐めるような音。
荒い息遣いも聞こえる。
顔を横に倒すようにして覗くと、淫靡な画像が映し出されたディスプレイが目に入った。
マッサージ椅子に座った女がそれを見ながら何かに没頭していた。
丈二の息遣いも荒くなってきた。
女の左手は股間に伸びているようだ。
右手は時々マウスから離れ、衣服の前をはだける。
そろそろ絶頂が近いようだ。
入口のドアは時々気にしているようだが、背後の天井近くには注意が向いていない。
左手の上下動が激しくなった。
女の衣服は前部が完全にはだけられ、スカートは太ももの辺りまで捲り上げられていた。
「手伝いましょうか?」
丈二のひそひそ声が頭上から降り注いだ。
ビクっと動きを止める女。
徐々に振り向いた女は、先日の女。
いきなりの声には驚いたようだが、
丈二の顔を覚えていたのか、確認したあとは、それほど驚いた様子でもなかった。
「ここで?それとも先週のホテルで?」
落ち着いた様子で答える女。
テーブルから降り、靴を履いた丈二は、8号室にそっと入って行った。
「中断したままじゃ健康に悪いでしょ?」
丈二は素早く、片足だけ下着を抜いたままの女の股間に身を屈めた。
「こんな状態じゃ、下着もつけられない。僕が拭ってあげましょう」
と言うや否や、女の秘所に顔を埋めた。
女の両手指は丈二の頭髪に絡まり、頭を抱えるかたちになった。
「うんっ、んんっ、はぁ」
女の抑えた呻きが丈二の耳に心地良かった。
丈二はこの声に欲情する。
思惑以上の進展に満足しながら、丈二も行為に熱中していった。