民生委員 | 「ニュースあんだすたん?!」@あっ!とおどろく放送局

民生委員

今回のテーマは「民生委員」です。


名古屋市で起きた民生委員による老女殺害(強殺)。
被害者を絞殺した後、カードを持ち出し、現金を引きおろした疑い。

金山町では社会福祉協議会職員が民生児童委員に支払われる同委員報酬26人分約270万円を着服。
他、使途不明金ありで、、共同募金、バザーの現金を管理していたことから関与を調査。

前者、後者、それぞれ加害、被害の色分けはあれど、市民からしたら同じこと。

警察の信頼が薄れてきた中、いつしか市民は自己警護を強いられつつある、と、思っていました。


なのに・・・


民生委員・児童委員は地域における相談・支援のボランティアです。
民生委員・児童委員は、民生委員法ならびに児童福祉法により設置が定められているわけです。
活動の目的は以下。
【「社会奉仕の精神をもって住民から相談に応じたり、住民が尊敬をもってその人らしい自立した生活ができるよう支援を行うことによって、誰もが安心して暮らすことができる地いい社会づくり」を目指す。】
だ、そうです。


大都市では220~440世帯ごとに1人を基準に配置され、委員一人が担当する区域が定められているそうです。

月でどれくらいの活動になるのかわかりませんが、ボランティアですから、当然収入にはならない。
任期は3年だそうです。


警察機構でも政府機関でもない。ただ、住民のためだけに設置を義務付けられている組織。
警察もこれまでフレンドリーをモットーにしてきた時期があります。
そのさなかに色々やってくれてますが・・・。
そんなモットーがなくてもより密着した支援組織がある。もちろん警察とは機能が違うから比較の対象ではないのですが、市民が頼りたいと思う対象としては同じ位置付けにあるのではないでしょうか?


この事件。いくらなんでも・・・・。

以前、神宮司はこのコラムで子供達が今、自己警護力を育てる必要がある時代になったことを伝えました。
子供だけではなかったんですね。肉体的な非力さから言えば老人も同じだったんですね。
確かに「オレオレ詐欺」もそうですね。
けれど、この委員はそれほどに何に困って、何に憤慨していたんでしょうか?
ドラマ的に考えれば、被害者にもなにか落ち度があったかも知れない。
では、だからといって、昨日の足利銀行行員のように、突然相手の唇を噛み切る?
まだ彼は良い。ただのサラリーマンだから最初から誰も宛てにしていない。

自分の両親も、いよいよテーマとなっているこの事件の、被害者の年齢に手をもう一伸ばしです。
今はどれくらい民生のお世話になっているかは知りませんし、本人達も特段語ったところを観たことはありません。
もし、お世話になっているならば不安はありますが、任せるしかない。
頼るしかない。

こんな現状は絶対に消えていかないのでしょうか?


最近、このコラムを書き始めて、たくさんのことが未解決のまま、疑問符だけが中に浮いているように感じています。

「どうすれば・・・?」

コンピューターウィルスバスターよろしく、全ては後追いでなければ防御策は完成し得ない。
ディフェンスの奥義よりも攻撃力が常に上回る。
その力をよもや、ボランティア機関が振りかざすとは・・・。

誰を相手に自己警護してるんだ、一体?

自分さえも守れない人間は生きる価値がないとでも言いたげではないですか・・・。
そんなことない?いや、そう言ってる事になるんです。少なくともこの民生委員は。


我々が本当に罵倒すべきなのは誰なんでしょうか?