その時代を一緒に生きた同級生という存在。 | Underscope official blog

その時代を一緒に生きた同級生という存在。


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先日の週末に、実に23年ぶりに小学校の同窓会があった。

私の出身は福岡市博多区。今でも現存する那珂南小学校の同窓生約30人弱が
小学校近くの居酒屋に集まった。

私は小学校を卒業し、その後、隣の隣の隣町である那珂川町の中学校へ入学することになったので
小学校時代の同級生とは、そこから連絡が途絶えてしまって、もう二度と会うことはないかも・・・と
半ばあきらめていた事もあり、今回の同窓会開催の連絡は、本当にまさか!の吉報だった。

というのも、Facebookで幼なじみの同級生を発見して
今年の初めに、二人で久しぶりに飲みに行ってから(久しぶりというか初めてというか・・・23年ぶりなんで)
そこからの一本の糸が複数本になり、こういった太い繋がりになったという驚きの展開に
あらためて「Facebook」のすごさというか、何というか・・・
同窓会の会場に来ていた他の何人かも、それはしきりに話していた。

小学校の同窓会ってのは不思議なもので、23年ぶりの再会だというのに、誰もがすぐにその場の空気に
馴染んでしまう。よく言う"タイムスリップ"をしてしまうらしい。
中学校や高校の同窓会とは違って、この空気感は独特だなと感じた。

23年も経つと自分の記憶は結構曖昧なくせに、誰もが他の同級生のことは良く覚えていて

「実家があの角の不動産屋さんやったよね。」とか
「保健室の先生がいとこやったよね。」とか
「マイケルジャクソンの踊りのまねをよくしよったよね。」とか
「よくヤッチンの家でファミコンしよったっちゃん。」とか

本人が気づかないような些細なことも、実によく覚えている。

そんな昔話を、各自それぞれの記憶の引き出しの奥の奥から引っ張り出してきて
全員一丸となって断片をつなぎ合わせて、忘れかけていた幼少期の思い出や感情を
蘇らせようとしている感じ。

みんなワーワー言って、その時代に仲が良かったか、そんなに仲良くなかったのかのは
あまり関係なくなってきて、だいの大人がもう警戒心ゼロの、みんな親族か?ってな感じの親密感
一次会、二次会と話が尽きることなく、また集まろう!ってな具合で解散。

なんとも濃密で、素敵な会でした。


生まれてから、保育園~小学校の12年間の自分の姿をちゃんと記憶してくれている同級生に
すごく感謝の気持ちでいっぱいになりました。覚えていてくれてありがとう・・・大げさだけど。

小学校以前の、プツッと切れてしまっていた自分の歴史を、
一人でしか確認することができなくなって、今までなんとなくフワフワしていた自分の記憶を、

やっぱり僕はここにいたんだと、あらためて感じさせてくれた同級生という存在。


僕の根幹を支えてくれる重要な存在なんだと


やっとつながった、この太い繋がりを、これからも大事にしていきたいと思います。





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