公園で紙飛行機を飛ばすことに夢中になっていたら、周りの人が叫んだ。

「きれいねぇ」

はっと気付かされた瞬間であった。

白い翼が空に浮かんで、芝に影をつくる様は

確かに綺麗だった。


子どもの頃は感じていたことだ。

醜いものに目が慣れすぎて無関心になっているのかもしれない。


悪い景観100景


コメントが痛快。無関心な者をひきつけることほど難しいことはない。

Wカップでクロアチアの町が放送されていた。

彩度が等しい街の景観は、心を落ちるかせるものであった。