どうしても仕事柄、刺激を得るため見ておかないとと憶うので
毎年行っておるイベント、TDW2011
http://tdwa.com/tdw/about/
見に行った感想を纏めます。

2011のテーマは、LOVE 地球への愛、ヒトへの愛、モノへの愛



総論的な感想でいうと、
もともと、ミラノサローネが欧圏ではおおきいので
日本でも、という鳴り物入りだったこのイベント。
回を重ねていますが、
見所が今回はあまり無かった感があるのと
やはり、運営をするという意味合いから
大手企業がいい場所を得る。という方向性で
結果、「ビジネスの芽」は表に出ない感じがする。
仕方が無いのだろうけれど。

リーマンショック以降、規模が縮小している感があるが
ことしも海外からも多くのデザイナーがあつまった。

僕が印象に残ったのは

この蝉<semi>というコンセプト。
昨年のこのイベントで出た、巨大なバナーの布などの廃材で造るというプロダクト。
イベントは、たった一週間の場合がおおい。それでも垂幕などいろいろ使われる。
まるで蝉の寿命。というところからのネーミング。

地球への愛というテーマのなかで、イベントを行うには、結果資源も投入される訳で
ある意味、皮肉ではあるが、このコンセプトは的を射ていると憶った。
詳細はフェイスブックで。
http://www.facebook.com/semi.tv

次に気になったのは
KampoGarden(カンポウガーデン)
http://yukiyanagi.com/
木酢液のようなものだが、漢方なので匂いはかなりいいにおい。
また、農薬と違い、農家さんが薬で肌荒れなどを起こさない。
また天然由来なため、野菜が美味くなるそうだ。
そして、虫がつかないと、メリットが高い。
つまりは、モノの形状もデザインだが、要素としてそれだけではなく
役に立つ事をデザインすることも含まれるわけで・・・
ツムラと協力体制があるので出来たとか。
すばらしい。
詳細は下記
http://yukiyanagi.com/kampogarden/about.html


次に、未来遺産 として特に、震災応援を込め、東北の伝統工芸品の展示がありました。



素晴らしい、工芸品が並んでおりました。
しかし展示のしかたが少し見にくかったのが残念。

mitten designの
kamidana というプロダクトも面白かった。
最近はスタイリッシュな仏壇も増えたのだから、
デザイン性のある、神棚があっていいですね。



また、かなり僕のひどくつたない英語でも聞き取ってくれたが
コンクリートのジュエリーや、ペン。
以外にも肌触りがいいので驚いた、
やはり、台北の建物も開発で、クラッシュアンドビルドがおおく
幼児体験からコンクリートの印象が濃いのだそうだ。
http://www.22designstudio.com.tw/web/

今回のアートは昨年の方が良かったとだけ書いておきます。

それと、母校のTDAのブースで「はだいろ」という色の表記の無いクレヨン。
特定の色を、肌色とするのはどうか?ということなのだそうだ。
差別用語ですらあるようですよ。商品化になったらいいなーと憶った。
産学としてやればいいのになー。


最近のTDWは、食べ物を食べられるところが増えた。いいことですね。
僕は毎回、一人で行って一気に3時間ほどで廻りきるようにしているので関係ないけれど
じっくり観たら丸一日かかりそうだし必要ですね。


場内ドームでもいろいろな祭事、講演もあったようですし
ワークショップも多くなった。
そのあたりは参加しなかった。

また、ドーム内で授賞式があったが
いい作品だった。
情報メディアの選考のデザイナーさん。
iPad用の、つまみで、目に見えないヒトが直感で使えるように
デジタルとをつなぐ、回転式のガジェット。
パッドは平面なので、視覚障害者では、音声認識でしか動かないが
あえて、アナログ的な要素でというわけだ。
発想がいいと憶う、
このあたり、日本では取り組み始まってまじかですが
いわゆる、「デザインエンジニアリング」ですね。
デザインとエンジニアを分けない。
これからのプロダクトデザインは、見た目の事だけの関与では
食べてゆけないかも。

駆け足でみたので、ことしの感想はここまで。

とにかく、景気の動向が左右するデザイン業界ではある。

--------------------------------------
このブログは個人的な見解で
なんら強要するものではありません。

studio Creative Faith*
http://studiocreativefaith.web.fc2.com/

モノづくり集団
nido sando
http://2do3do.web.fc2.com/