-ちょっとお待ち下さい-

こちらも放っておいて、すみません。

さて、本書の著者の中川さんは、何と現役医学生とのことです!お医者さんで作家の方はいれども、医学生(医者の卵)で作家さんとは恐れ入りました。医学の、というより理系の知識がありながら、文才という文系の才能もあるという方で、まさに「天は二物を与えず」の逆ですね。。。しかも、子どもの頃から、呪い(のろい/まじない)・呪術・魔術・魔法が出てくる作品が好きだったそうで、それを今わかる限り科学的に考察していくのが、本書です。
ただ、私としては納得が出来ない部分がありまして、まずは鬼についてです。著者さんは、そういう皮膚の色が変化していく病気があって…としていますが、自分はそうは思いません!(あばれる君風)。もちろんそういう病気も一因もしくは原因の一つはあるかもしれませんが、まず考えられるのは皮膚の色が違う外国人だと思います。特に北方からのロシア人系の方々が来ることや中国・朝鮮経由のペルシャ系の方、または意図せず漂流などされた方だと思います。特に「白」い皮膚でしょうし、日に焼けたら「赤」い皮膚に見えると思います。中には白いからこそ、血の気の失せた「青」い顔に見えることもあるでしょうし、日に焼けた方の中には「黒」くなる方もいたと思います。そう考えれば「黄」色い日本人を含めたアジア人で、五色人が揃うことになりますし、色々な色の鬼に見えることもあるでしょう。かつ、赤くて鼻の高い外国人を天狗とすることもあると思います。
また最後の章の最後の部分「偽りの呪い」にある「予言」「スプーン曲げ」「テレパシー」「念写」「テレポーテーション」「UFO・UMA」「心霊写真」について、すべてを否定するのも違う気がします。しかも、例えば「予言」ではノストラダムスを引き合いに出して、どうにでも解釈できる詩だとして、予言はないと、もしくはインチキだと断言しています。他にも「念写」では福来博士を引き合いに出し、また「UMA」ではネッシーが捏造だと暴露された件だけを引き合いに出し、一部の問題のある事象だけを切り出して論じる点には、正直同意できませんでした。ていうか、むしろ決めつけだと思います。
そんなわけなのですが、「王家の呪い」の近親婚から遺伝病のことを知ることができるなど、勉強になることも多々ありますので、一概に正しくないとは言えないので、そのあたりも含めて、興味があるようでしたら、ぜひ!

-ちょっとお待ち下さい-


こちらもだいぶ間が空いてしまい、申し訳ない。
こちらの本は、サブタイトルにもあるように「古事記からTik Tokまで」となっていまして、古くはイザナギ・イザナミの国生み神話での黄泉の国のお話、TikTokの怪談は覚えていませんが、2chの洒落怖怪談や、怪談師たちの怪談まで、幅広く扱って、背景やら系譜やらを論じています。
知っているものもたくさんあるけれど、知らない話や、知っている話の詳細など、結構ためになることが多いです。
もちろん、「教養としての」に重きを置いているため、怪談を載せておいて、その解説という感じなので、「怖い」思いはしないです。本当にためになると思います。
そういうわけで、興味がありましたら、ぜひ!

 

 

-ちょっとお待ち下さい-

たいぶ間が空いてしまいました。ちょっと心が死んでいまして。
そんなことより、本題です。
「時間」はなぜ存在するのかという疑問ですが、さすがに「なぜ」の部分は解決されていない(はず!?)と読めました。
そもそも、時間が流れていると我々が思い込んでいるとのことで、実は「流れていない」ということでした。
通常ならばビッグバンが起こり宇宙が膨張しているならば、その膨張の方向に時間が流れているように思っていると思います。ところが流れていないと言われると、昔習った数学の関数や幾何で、縦・横・高さの3方向の関数とか、スカラー、ベクトルでいうところのベクトルで上記関数の軸に向きが表されるから、関数の直線や曲線も変化しているのであって、その延長上に時間という第4軸があって、流石に4次元の時空は図では表せないのかと思っておりました。
もしくは宇宙空間で地球は太陽の周りをおよそ365日かけて周回し、地球自体もおよそ24時間かけて1周して1日となるという物理学があると思っていますが、それは結局人間が人間のために計って利用するために編み出した「時間」であって、実際の時間には流れ自体はないという。。。
ま、まあ、難しいことはさておき、ニュートンの動力学(運動法則?)、アインシュタインの相対性理論、そして量子論(超絶難しいから省略し、理論的にはあまり扱っていない)という大切な部分は扱われています。そりゃ、著者さんは最新の科学理論を一般の人にわかりやすく本を書いてくださる方でした。
この本の帯に「時をかける少女」「Steins;Gate」「インターステラー」「火の鳥 未来編」が紹介されているように章間のコラムにて、実際はどうなのか書かれていて楽しいです。それ以外にも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」等にも触れられております。この本、結構難しいことが多くて、なかなか進まないので、こういうSF作品を扱う量を増やしてくれた方が嬉しいかもです。
もちろん難しい最新理論も必要。。。もうここは、「量子論」や「超弦理論」なんかも本を読んで理解したいかもです!特に人に説明できないのが辛いので。。。
というわけで、興味がありましたら、ぜひ!

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そして、敏太郎先生がプロデュースする「怪談王」で語られて、選ばれたお話を集めてマンガ化した「恐ノ宴」です。これもシリーズ化するのかな?
怪談をマンガにするのって違和感ないものなのですね。それなら稲川淳二御大の珠玉の怪談もマンガ化して欲しいですね!!
それは、さておき、こちらも興味がありましたら、ぜひ!

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こちらもお待たせいたしました。もう4冊目ですね、敏太郎先生(原作)のマンガ。
今回は予言獣なのでアマビエの回では、牛の妖怪「件(くだん)」や龍みたいな「神社姫」などを紹介しています。
でも、表紙の一番上にいる「姦姦蛇螺(かんかんだら)」が面白いです!2チャンネル洒落怖で出てくるお話で、私はナナフシギのノヴがお話する「姦姦蛇螺」が好きです!
その他にも私の知らないお話が多くて、面白いんですよね。
そんなわけで、興味がありましたら、ぜひ!

-ちょっとお待ち下さい-

お待たせしました。こちらはシークエンスはやともの出した書籍で怪談本です。芸人ですが、主にオカルト界隈の方、YouTubeのチャンネル「シークエンスはやともチャンネル~1人で見えるもん。~」があります。。。もっぱら私は島田(秀平)さんや都市ボーイズ、ナナフシギ等のチャンネルにゲストとして出演した時に見る程度です。あ、でもMr.都市伝説・関暁夫のモノマネは好きかもです!
はやともさん、結構書籍は出しているのね。今回は文庫だから買った側面があります。でも、元はソフトカバータイプの書籍だったはず…知らんけど。
さておき、読んでいる時は面白かったのですが、時間が経過してしまったので、あまり覚えていない。。。ほど、面白くないのかな?いや、たぶんどこかで話した内容だったのかも。それでも印象には残ってないかなぁ。。。
さておき、霊視ができる芸人で、パシンペロンはやぶささんやヤースー(マンガ原作で紹介してます!)等今いる方々では売れっ子かと思います。
昔好きだったのはTVの心霊番組で具合が悪くなるやるせなすの中村豪さんです。ちょっと前に島田さんのYouTubeチャンネルに出ていましたね。
さておき、そんなところで、次へ。
(何この「さておき」の頻出度!)

Amazonに表示され、ただただゴロが良く、ちょっとバカっぽいですが、気になっていて、つい予約して購入してしまいましたw
何かな?「ポプテピピック」の二番煎じ的な?…でも、面白かったから良いかな?
もはや何に連載していたのかも不明。。。SNS上で描いてたのかしら?でも出版社は角川さん!…あ、セキュリティの隙を突かれた会社だっ!!ご愁傷さまでした。m(_ _)m

表ブログで「デッドプール&ウルヴァリン」を劇場に観に行き、チケットを購入してから開場までの待ち時間に、本屋さんをウロウロしていて、2ヶ月連続の刊行だったこちらを発見して購入しておきました。
読んだのは結構前になるかもしれませんが、今になってようやくブログに書けました!
さておき、前回の「大家さんと僕」から内容はそれほど変化はありませんでしたが、ご高齢の大家さんでしたので、やはりお別れの時が来ましたねぇ。。。それは仕方がありませんが、カラテカ矢部さんも食べていけるようになったでしょうし(コンビとしては相方が。。。残念)、成長する姿は、大家さんも喜んでくれるはずなので、前向きにがんばってほしいですね!…まあ、年末近くのアメトーーク!!で観光地で矢部さんの胴上げ写真が見られれば良い程度ですけど、矢部さんは嫌いじゃないので、応援しています(こういう本を購入することでしか応援できてないけど…)!

意外にも山崎峰水先生が完結まで描き切った作品だそうで、短かったですが、とても面白かったマンガでした!
最初の目的である行方不明になった同級生の埋められているところを見つけ、重要な役割の鉄塔と、天狗おくりという間引きの風習、その風習の残る地元の超有力者の告発!というぜーんぶ解決してきっちり終わる、とてもすっきりしたお話でした。また山崎峰水先生には面白い作品を描いてもらいたいと思います。お待ちしております!

 

…ちなみにおまけですが、

「DYS CASCADE」は最後は拍子抜けの終わり方のため、記事に残さずこんなところでご報告になります。せっかく最初の頃のフックは超面白かったのに、ものすごく残念な作品でした。。。全くオススメしません!


さて、田中さんの「紙呪」と同時にこちらも購入!

都市ボーイズはやせと田中さんの共著で、呪物(オカルト)コレクターの2大巨頭のお話。
お二人の子供時代のお話から、現在の立ち位置まで、お二人を比較しながら読める内容。(YouTubeでお話している内容がほとんどなので、ある意味好きな方が買う本でしょうかね?)
改めてここで語る内容はないのですが、最後のお二人の対談で、お互いに仲の良い友達感がにじみ出ると思います。
多少お二人の呪物のことが載っていますので、気になる方はどうぞ。