「えいさくサンタさん。ありがとう!」 | アンダーグラフ OFFICIAL BLOG「Member's Diary」Powered by アメブロ

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タイトル

「えいさくサンタさん。ありがとう!」

 



季節外れのプレゼントが届いた。

 

5月頃、再デビューが決まった僕らは、レコーディングをしていた。

 

収録曲がどんどん録音されていく中で、ジャケットはどうしようか、という話。

 



再デビュー、そしてデビュー10周年。



僕自身のルーツを、改めて自分自身で考えていた。

 



このタイミングで、自分の夢を叶えよう。



そう思った。

 

僕の青春時代。

人生に最も影響を与えてくれた、絵。

そう、それは、漫画。

 

一人しかいない。

 

窪之内英策さん。

 

ラジオのゲストに来てくれたり、LIVEを観に来てくれたり、

一緒に飲んで、朝までカラオケを歌ったり。

 

だけど自分の作品に参加してもらおうなんて、おこがましくて考えた事もなかった。

 



だけど今回、身体が勝手に動いた。

 

英策さんにメールをした。



「僕の夢を叶えてください。」



と。

 

 

一言



「もちろん。いいものを作ろう。」

 

本当に嬉しかった。

 

 

ツルモク独身寮はもちろん、ワタナベ、ショコラなどなど。

 

僕の人生のバイブルとなった漫画を描いてきた人。

 

絵も言葉も大好きだ。

 

 

その方と共に、作品を作れる事。

 

本当に嬉しかった。

 

そして出来上がった絵を、英策さんが小さな喫茶店で見せてくれた時、言葉が出なかった。

 

「凄い。」

 

「部屋に飾りたい。」

 

言葉に出せない喜びと、驚きと、感動が入り混じった。

 

全て、アナログに手書きで描かれたその絵には、ヌクモリを越えた幸せを感じた。

 

後に、英策さんから聞いた話。

 

「イメージだけ伝えてもらっていたから、アルバムの中身は聴かずに俺は絵を描いた。

絵が出来上がる寸前にアルバムを聴いたんだけど、一曲目が始まった瞬間ガッツポーズしたよ。まるで、この絵が動き出したみたいだったから。」

 

この言葉、一生忘れない。

 

貴方が僕に与えてくれた感性の一部で、僕は物作りをしています。

だから、きっと描く世界は同じだと思っていましたし、それが貴方から聞けて嬉しかった。

 

季節外れだけど、

 

えいさくサンタさん。

僕の人生に、忘れられないプレゼントをくれてありがとうごさいました。

 

落ち着いたら、また、お酒飲んで、正太のように、ビートルズのlet it beを一緒に歌い、田畑さんのように、踊り、泣き、スギちゃんのように、カッコをつけ、レイコに戒めてもらいましょう。笑

本当にありがとうございます。


アンダーグラフ
真戸原 直人

写真は、初めてお会いした時に僕らに書いてくれた色紙。ジャケットじゃないけど、、。

今でも宝物です。

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