2011年も最後の一ヶ月。いかがお過ごしでしょうか?
真戸原です。
久しぶりのブログという事で、かなり長文になると思いますが、休憩しながら読んでください。
まずは、11月11日、山形で開催された山形国際映画祭に招待されたLIVE。
山形にあるMove on山形は、Acorn records発足の時、アーティスト写真を撮影した場所。
まさしくその映画館で、「サンザシの樹の下で」が上映され、その後LIVEで「サンザシ」を奏でた。
久々に会う山形の関係者や、行定監督。そして次の日にLIVEをされた森友嵐士さんとのリスペクトパーティにも参加し、忘れられない夜になった。
そして翌日の埼玉県浦和でのイベントLIVE。浦和は僕らが大阪を離れてはじめて住んだ場所。
阿佐と二人のアコースティック編成のLIVE。
二日連続で、映画館で歌うバンドのボーカリストも珍しいな、と我ながら思った。
そして、11月25日長野。FANKISTとのLIVE。
対バンって本当にいいなって思えた夜。
もっと言うとね、FANKISTはアンダーグラフと同じぐらい、音楽で出来る事を必死で考え、まるで使命感のように音楽と一つの命が存在する意味を、
真っ正面から受け止め、吐き出してる。そんなバンド。
歌詞の一つをとっても、「そうそう、そうだよな、そうなんだよ」と思うフレーズがある。
西郷くんが、僕に言ってくれた
「10年前、新宿でアンダーグラフを観た時、あぁこんなバンドがいるなら、俺達ももっと頑張らなきゃって思ったんですよ」って言葉。
そのまま25日の夜、お返しした。
ありがとう。FANKISTとは暫く色々何かとありそうだ。
そして、12月1日、
赤坂BLITZでのイベントLIVE。
事務所の後輩FLIPもいたこの日。
僕らはこの日、ほとんどMCの無い、ただただ、激しく音を奏でた。
この日のLIVEが決まってから、絶対にこの日はそんなLIVEをすると決めていた。
ちなみに曲目は
sekai-no-kibou
ハイスピードカルチャー
puberty
枯れたサイレン
やっぱり地球は青かった
2011
これはね、もうね、誰にも言葉では説明出来ないんだけど、僕らなりの新たなる想いの中から生まれた事。
俺達が奏でられる「ロックとは?バンドとは?」やってみなきゃわからないから。
やってみてわかった事や見えた事も沢山あった。
やらなきゃわからなかった事も沢山あった。
僕らは確実にデビューの時よりも前に進んでいるんだ、という実感もステージの中にはあった。
そして、12月2日のナカノさんと、シカゴプードルとのLIVE。
突然決まったイベント。
ナカノさんは大阪時代からの顔見知り。シカゴプードルも大阪人。
楽屋は関西のノリだらけで、常に笑いが絶えなかった。
渋谷のど真ん中に関西がある、そんな感じだった。
大阪ではどうしようもなくて、何の繋がりもなく、東京に出てきた僕らにとっては、
渋谷でナカノさんとそして、シカゴプードルとLIVEするなんて不思議な感覚だったけど、今の僕らには必要な時間だった。
11月、12月のここまでのLIVEは、本当に「人」と「人」との繋がりを感じるLIVEばかりで、
色んな出会いがそのままアンダーグラフに還ってくる。僕自身に還ってくる、そんなLIVEばかりだった。
それぞれのLIVEを観に来てくれたみんな、ありがとうね!
そして、告知事項。
まず、2012年春のツアータイトルも決まりました。
今回は、
live tour 2012 spring ~旅路に花咲く春の空~
まだ、年内だけど、きっと春には新しい環境に身を置く人もいるだろうと。
ちなみに僕は色んな所で話してるけど、学生の頃は、いろんな変化がある春という季節は、あんまり好きじゃなかった。
だから、変化を恐れずに、そんな意味を込めて、
旅路に花咲く春の空。
全ての人の新しい旅路に花が咲きますように、と。
まだまだ先ですが、春に一つ楽しみがあると思ってくれると嬉しい。
そして、個人的な話を二つ。
一つ目はもうTwitterでは告知してるけど、
詩写真集「故郷」が無事発売になりました。
作詞を続けてきた僕にとって、言葉は全ての可能性を持っているもので、
こんな形で本が出せた事を本当に嬉しく思います。
感想も是非コメントしてな。
今回は、NEXUSさんが協力してくれて、通販での発売になるので、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、
興味ある人は是非!
http://shopping.nexus-web.net/nexus/products/detail.php?product_id=7797
二つ目は
2012年1月25日にリリースになる大石昌良くんのアルバム収録曲
「ワンダーランド」と「ストーリー」の詞を書きました。
大石君とも大阪時代からのほとんど同期で、Sound Scheduleの時からの顔見知り。
神戸、三宮で僕らの後にストリートしてて、それを観て、谷口に
「このバンド、メジャーデビューするね」っていったのを覚えている。
大石君は僕とは違う甘い声とマスクを持っているから、僕では歌えないかな?と
思うような事を歌詞にした。とはいえ、大石君もアーティストだから、何度も何度も意見交換しながらの作業でした。中々いい出来なので、聞いてみてな。
あー、真戸原ってこんな歌詞も書けるんやーって思って貰えると楽しいです。
V6さんへの「red」やFADEの「コズミカリズム」とは180度違う詞だし、勿論アンダーグラフとは全く違うので良かったら目にしてみてな!
というか、他のアーティストに詞や曲を提供するといつも思うのが、
「アンダーグラフ」で曲を書いたり詞を書いたりしてる時とは全く違うチャンネルだなって事。
それぞれのボーカリストやバンドをイメージして書くから、アンダーグラフとはやっぱり違ったものになる。それもなんか楽しい。
そして長文の締めとして、
アンダーグラフの新曲はー?って声が聞こえてくるけど、少々お待ちください。
アンダーグラフは時間がかかるバンドです。大切に大切に曲作りをしてるので
実は来年、もっと面白い事をしようと、メンバーで企んでる。
みんなが来年アンダーグラフから目が離せないような事を。
近々、詳細を出せるから楽しみにしててな。
史上最大に長い文章、読んでくれてありがとう。
クリスマスに会いましょう。
おっとその前に、今日、今から音楽連鎖のUstreamで会いましょう!