さっきまで大阪にいた。
発売日に生まれた街にいたのは初めて。
新幹線の中で、大阪から東京へと変わる見慣れた景色を眺め、アルバムを聞いた。
10年前から今日を思い出しながら、色々あったなって改めて思い、
一曲、一曲、詞が生まれた瞬間を思い出しながら、
でもなるべく聞いてくれるみんなと同じ気持ちで曲に入り込めるように聞いた。
そして音楽が何処まで表せるんだろう、何処まで伝えられるんだろう、、、
それに向き合って作った日々は、もうすでに懐かしく、次への一歩を探すように、もう一度、最初から聞きなおす。
最近は、キャンペーンで、音楽を語ることは沢山あったけど、音楽を聴く時間はあまりなかったから、
心がホッとして少しジンとした。自分の音楽で、って少し恥ずかしいけど仕方ない。
僕も聞いてるときはリスナーだから。
みんなはもう聞けた?
大切な事を沢山、アルバムに詰め込んでおいたから、封を開いてゆっくりと楽しんでな。
音楽の力を信じて。
真戸原より。